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【Twitter選書企画】わずか半日で50人もの依頼が…!!

ルーツでもある、いわた書店さんの2019年度の1万円選書募集分に当選し、先日ようやくその本たちが届きました。

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4646通の応募から当選したとメールに書かれており、とんでもない数の応募への驚きと、その中からたまたま当たりを引いたのだと思うと嬉しさが増してきました。

後編は本を読んでから記事にしようと思うのでもうしばらくお待ちください。


こうして初めて選書を受ける立場にたったのですが、自分が選書をした経験はありませんでした。

せいぜい店頭でオススメしたりがいいところ。


そして、あることをきっかけに「選書」とまでは言い難いのですが、近い試みを行いました。

#いいねした人に本をオススメする

Twitterでこのハッシュタグをつけて、いいねをした全員にプロフィールやツイートを参考にしてその人に合った本を紹介する、という選書っぽい企画を投稿しました。


しかもTwitterのアカウントを現在2つ運用しているのですが、本や本屋さんについて呟いているアカウントではなく、薬剤師のアカウントでツイートしてみたのです。

毎日ドリンクを変え続けるチャレンジの経過を、ずっとこちらのアカウントでツイートしていて、100日後の締めに何か企画が出来ないかと思ってTwitter選書を実施しました。

これが企画発案の経緯です。


上のツイートを見るとおわかりいただけると思いますが、100人以上の方からいいねが。

10月1日、18時にツイートをして翌朝6時にはいいねが50を超え、それから数日間にわたってじわじわと伸びました。


30~40もいけばかなり上出来、20前後だろうと予想していたのに薬剤師のアカウントでまさかこれほど需要があるなんて。

オープンにしていないだけで皆さん本を読まれているんだなとも感じました。


そして、ここからがTwitter選書の感想。

人に合った本を勧めるのは相当難しい!時間が掛かる!

「いいねした人に頭に浮かんだ1冊を紹介したらいいんでしょ?」なんて感覚で挑んだら大間違い。

プロフィールや過去のツイートをみて、趣味や考え方を知ろうとしたり、読書をしているなら被らないように選ばなければ、なんて思っていると本を選ぶどころか情報収集だけでも結構時間が掛かりました。


イメージがついたら今度は自宅や店の本棚を眺めながらどんな本がいいか試行錯誤。

接点があればパッと思い浮かびましたが、お会いしたこともない方に適当に本を紹介できないので、あれかなこれかなと頭を悩ませました。

本を思い出すのにパラパラめくったりすると気づいたら10分過ぎていた、なんてこともざらにあり、やっとの思いで本を選んだらタイトルだけを伝えるのも味気ないので選んだ理由だったり、簡単な書籍紹介を添えたりしながらコメントするとまた時間が。


5日間、どれだけ時間がかかったか覚えていませんが、2日目からは出勤前と出勤後に選書し続けて、コメントのやり取りを含めると少なくとも20時間以上は要しました。

とにかく疲れた(笑)。


数名の方には積読にある本や既読の本を紹介して被ったりもしましたが、送料がかかってもいいからページ薬局で買いたいといってくださったり、翌々日には早速感想をツイートしてくれたりと良い反響が多く、頑張った甲斐がありました。


いわた書店さんの一万円選書では事前のヒアリングがあるとはいえ、たったあれだけの質問で数冊の本を選ぶなんて途轍もない時間を費やしているのだと、垣間見たようにも思います。

選書サービスがない本屋さんでも、売れ筋や新刊書籍、話題図書など何かしらは教えてくださると思うので、オススメを聞くのも本屋さんの良い活用方法なのかもしれません。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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