見出し画像

大人になってからでも遅くない!読書を勧めたい3つの理由

読書が役に立つ。

一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。


今では月に10冊程度の本を読みますが、就職活動を始めるまでは読書感想文といった宿題以外で活字の本を手に取ることはほとんどなく、漫画ばかり読み漁っていました。


就職活動を始めた21歳の当時。

何も知らないまま某製薬企業のインターンシップの選考に申し込み、あえなく落選。

「このままではまずい。何をしようか」と考え、読書を開始しました。

自己分析が何のことかすらわかっておらず、自己PRや志望動機も思いつきで提出したレベル。

そこで自己啓発本を読み始めたのが成人して読書をするきっかけでした。


「なぜ読書だったの?」と聞かれてもはっきりは思い出せませんが、面接で時事ネタなんかを聞かれても対応できるように、とか自己PRのネタ作りの一環になれば、とかそんな浅はかな考えだっと思います。

大人になってからでも本を読むのは遅くない

子どもの頃から読書をした方がいい、という文献や書籍は沢山存在します。

幼少期に絵本の読み聞かせをするべき、であったり、小学生は一定時間の読書を推奨する、というような内容で、偏差値や学力に差がつくと結論付けられています。

小さい頃から読書習慣が身についているのに越したことはありません。

では大人になってから読書を始めるのがもう手遅れなのか、というとそんなことは決してないと思います。


私自身、初めは1冊読み終えるのに随分と時間がかかって、まるで修行をするかのように本と向き合っていました。

読書によって年収に差がつくとのデータも見かけますが、私の実体験から読書をした方がいいと思う理由を3つ紹介していきます。

読書をオススメしたい理由その①:コミュニケーション力が上がる

これは読書によって語彙が増えることが大いに関係していると思います。


3年ほど前、あるカウンセリングのロールプレイの後、教官からフィードバックの際に

「感情表現の言い換えがとても上手。きっと普段から読書をしているでしょう」

と、読書習慣をズバッと当てられた経験があります。


この一例に限らず、何気なくこちらが発する言葉のバリエーションは読書によって間違いなく増えるはずです。

紹介する、説明する、プレゼンするといった伝える側だけでなく、聞く側になった場合にも、オウム返しやうなづきばかりより、気の利いた一言を添えれた方がより相手も気持ちよくなります。


「本を読むとコミュニケーション力がアップするよ!」とオススメしたところですぐに伸びるものでもなく、地道で結果が目に見えにくいのですが、知らず知らずのうちにコミュニケーションのどこかの場面で役立ってくれると思います。

語彙力や表現力を褒められた経験がなく、読書を始めてそのような機会に恵まれたのであれば、それは読書の成果が出たと言えるのかもしれません。

読書をオススメしたい理由その②:引き出しが増える

先ほどのコミュニケーションとも関連がありますが、読書によって知識が身につくとその分自分の「引き出し」も増えます。


例えば何かをアイデアを出す時。

突拍子もない案に見えても、それは実は自分がどこかで見たり聞いたりして知った情報が基になっているケースがほとんどです。

かの有名な「アイデアのつくり方」の中でも、アイデアのつくり方の原則として次のように述べられています。

「アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせ以外の何ものでもないということである。」 *本書P28より引用

つまりアイデアを生み出したいなら、情報をインプットしなければならない、とも解釈できそうです。


またアイデアだけではなく、読書自体がそのまま情報発信のネタにもなり得ます。

note以外にもブログを3日1記事、これまで3年以上継続していますが、その中で自分が読んでよかったと思える本を何度も扱ってきました。

上に示したリンクは今年、自分のブログで書籍紹介をした一部をピックアップしましたが、最近ではYoutubeで本をテーマに情報発信されている方は多数いらっしゃいます。

SNSで情報発信を継続したい、という方はネットで調べるだけでなく、本からネタを入手するという経路を持っておいても損はないと思います。

読書をオススメしたい理由その③:本の話題は面白い

共通の本の話題は面白いから、3つ目はメリット云々よりも感情論的な理由です。

こう思うようになったのは昨年の「1ヶ月100冊読書」が引き金となりました。

共通の話題は楽しい、当たり前と言えば当たり前です。

思い返せば学生時代に流行りの漫画でああだこうだと盛り上がったのと一緒で、共通の本があれば盛り上がれるのだと1ヶ月100冊読書チャレンジを通じて発見しました。


巷で読書会が存在するのも、きっと共通の本の話をするのは楽しいからだと思います。


一度騙されたと思って、普段本を読む人からオススメ本を聞いて、その本を読み、紹介してくれた方とその本の感想を是非話し合ってみてください。

オススメされた本が合う合わないの問題もあるので、ビックリさせられる展開の小説がいい、とか目から鱗が落ちるようなノウハウ本がいい、とか事前にどんな本なら楽しめそうかを伝えればハズレの可能性はより低くなります。

面白かった、役に立った、なんて感想が出てきたら紹介してくれた方と話すのは本当に楽しいと実感してもらえることでしょう。

もし距離を縮めたい方が読書をする人だとわかれば、それをきっかけにするのも一つの手かもしれません。


以上、

①コミュニケーション力が上がる

②引き出しが増える

③本の話題は面白い

という3つの理由から、読書をオススメさせてもらいました。

本を読まない方にとって、「本を読んでみようかな」と少しでも思ってもらえていれば嬉しい限りです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?