見出し画像

「1ヶ月100冊読書」の5つのメリット

2019年5月。

後輩と突如スタートすることになった「1ヶ月100冊読書」

これを機に出版業界への興味が湧き、1年後の2020年6月には薬局×本屋「ページ薬局」をオープンするほど劇的に人生が変わりました。


1冊1時間でも100時間を要するこの挑戦。

ハードなのは間違いありませんが、最近どこか再チャレンジしたい気持ちにもなっています。

そこで1ヶ月100冊読書を振り返り改めて整理したところ、5つのメリットが浮かび上がってきたのでそちらを紹介させていただきます。

①人生が変わる可能性を高めれる

実体験からだと「人生が変わる!」と言い切りたいのですが、必ず変化するとの保証はできません。

しかし、読書によって人生が変わった方が多いのも事実です。

本を読めば人生が変わるかもしれない。

なら単純に本を読む冊数が増えれば、その可能性は幾分か高めれるはずです。


本気で人生を変えたい、けど何をしたらいいのかわからない。

こんな方にとって1ヶ月100冊読書はまさにうってつけではないでしょうか。

②相当な自信がつく

そもそも、1ヶ月100冊読書とはどれぐらいすごいことなのでしょうか?


毎日新聞社の読書世論調査2020年版によると、16歳以上を対象とした調査では1ヶ月の読書量は平均1.1冊(前年から横ばい)との結果も得られています。

これと比較してもその多さは歴然です。


1ヶ月100冊読書の経験は、書店員や出版社の方も随分と評価してくださいました。

中でも学生時代に年500~600冊ほど読んでいたという生粋の本の虫の方にも、1ヶ月に100冊はすごいと褒めていただいたほどです。


何かにチャレンジしてみたくても自信がなくて踏み出せない方は1ヶ月に100冊の本を読破できれば相当の自信がつくと思います。

③短期間で説得力を身につけれる

②で述べたメリットと重なるような部分もあるのですが、1ヶ月100冊読書の経験はそれ相応の説得力をもたらします。


例として、「カレー」に関する本ばかりを100冊読むと仮定します。


飲食業界未経験、カレーが大好きでこれからSNSで情報発信をしていきたい。

でも誇れるような実績は何もない。せいぜい十数店舗、有名店を訪問したぐらい。


そこからカレーにまつわる本を100冊を読んだといえば、何だか説得力が上がるようにも感じませんか?

「スパイスカレー好きが選ぶ、No,1レシピ」

「カレーの本100冊読んだ男が選ぶ、スパイスカレーNo,1レシピ」

画像1

わかりやすく差を付けましたがどちらのタイトルが興味深いかは一目瞭然です。

たぶん有名店を十数店舗訪れただけよりも、カレー好きなのが多くの方に伝わることと思います。


それに特定の分野の本を10冊程度は読んだことあっても、100冊読了している人はそういないはずです。

受け手側には1ヶ月で読んだかどうかはさほど重要ではないのですが、情報の発信側は短期間で説得力を身につけれるという利点があります。

④誰にでも興味を持ってもらえるネタができる

「なぜ1ヶ月100冊読書?」

「どんな本を読んでいるの?」

「オススメの本は?」


もし、身近に1ヶ月100冊読書に挑んでいる方がいたら色々と聞きたくなりませんか?

上の質問はチャレンジ期間中に私が実際に受けた質問です。

「1ヶ月100冊読書を今していて…」

「ふーん」

このように興味を示してもらえなかったことは一度もありませんでした。


あとは1ヶ月100冊読書をしている分、気軽にオススメ本を聞けたりもするので話題には困りません。

話し下手でも万人受けするネタができるという側面も1ヶ月100冊読書のメリットとして挙げれると思います。

⑤読書量を上げれる

普段から1ヶ月に数十冊以上読む人は別にして、月1~5冊ほどの読書量の方であれば平均読書量アップが期待できます。


2019年5月に1ヶ月100冊読書をチャレンジするまでの読書量は以下の通りです。

2019年1月 2冊

2019年2月 3冊

2019年3月 6冊

2019年4月 1冊


1ヶ月100冊読書を挟んだ1年後、どうなったのかというと、

2019年1月 2冊→2020年1月 14冊

2019年2月 3冊→2020年2月 11冊

2019年3月 6冊→2020年3月 8冊

2019年4月 1冊→2020年4月 19冊

1月から4月を比較しましたがどの月を見ても読書量は伸びています。


一緒に1ヶ月100冊読書を達成した後輩も元々月に2冊程度でしたが今は週に1冊程度、すなわち月に4,5冊を読めるようになったと聞いています。

対象が少ないのでこれも確実に増えるとまでは言いづらいのですが、負荷を一気にかけることで活字慣れし、自然と読書量が増えるのではないかと考えています。

まとめ

①人生が変わる可能性を高めれる
②相当な自信がつく
③短期間で説得力を身につけれる
④誰にでも興味を持ってもらえるネタができる
⑤読書量を上げれる

1ヶ月100冊読書の5つのメリットを紹介させていただきました。


人生を本気で変えたい、自信をつけたい、短いスパンで説得力を身につけたい、話のネタが欲しい、本を読む量を増やしたい。

どれかのニーズに1ヶ月100冊読書をお役立ていただければ幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?