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『とんかつ屋でとんかつを食べる』 日報:2020年3月5日

「とんかつDJアゲ太郎」を読むのが日課になってあります。
集英社の漫画アプリ「ジャンプ+」で毎日1話ずつ無料公開されているからです。


無気力なとんかつ屋の跡取り息子「アゲ太郎」が偶然DJと出会い、とんかつ屋とDJに共通点と人生の価値を見出します。そんな彼が、とんかつもフロアもアゲられるような「とんかつDJ」を目指して成長するという青春物語。それがとんかつDJアゲ太郎。

この漫画、ジャンプラでは定期的に無料公開されています。私も何度か読んでます。でも、何度読んでも面白い。
それはこの漫画が人間賛歌をベースとした王道成長物語だから。実直な性格の主人公と、そんな主人公を支える良きライバル・仲間・大人達。困難が立ちはだかったとしても、仲間と共に乗り越えていく。
DJ・クラブといったアダルトな文化を扱っているのに対して、友情・努力・勝利のジャンプ方程式を踏襲した少年漫画らしい作品なんですね。
読む度に世界は希望に溢れていると思わせてくれる素敵な作品です。

今日の朝も本日更新分の「とんかつDJアゲ太郎」を読んでいた所、猛烈にとんかつが食べたくなりました。今日のランチはとんかつにしよう。
パキパキと午前の仕事を終わらして、お昼休憩。
会社近くのとんかつ屋をフラフラ探し歩くと、歴史を感じる店構えの暖簾に「とんかつ」の文字を発見。初めて入るお店です。

ガラガラと引き戸を開けると、思ったより店内は狭い。テーブル3組とカウンター席が5~6席のみ。
店員さんの案内でカウンターに座ります。カウンターも決して広くはなく、隣のおじさんと腕が当たるかどうかという距離感。そうそう、こういう店に来たかったんだよ。

とんかつ定食を注文して、店を見回す。THE・日本といった雰囲気の店内。これはアゲ太郎の実家のとんかつ屋「しぶかつ」と同じ雰囲気だ。
カウンター上の棚には一刻者とシーバスリーガルのキープボトルが並んでいました。夜は飲み屋として営業しているみたい。焼酎はともかく、とんかつとウィスキーって合うんでしょうか?

そんな事を考えていると揚げたてのとんかつが出てきました。note用に写真を撮ろうかと考えましたが、隣との距離感も狭いし、そういう雰囲気ではなかったので断念。店の雰囲気を壊しては元も子もない。
肝心のとんかつですが、揚げ物であることを感じさせないほどサッパリとして上品な口当たりでした。その上、山盛りキャベツと箸休めの味濃いめなお漬物、赤出汁の濃い味噌汁がとんかつを引き立てます。元々あまり揚げ物が得意なタイプではないのですが、久しぶりに揚げ物をペロッと平らげてしまいました。とても美味しゅうございました。
食後に熱いほうじ茶を頂いてチル・アウト。
満足感の強いランチタイムのおかげか、午後の仕事も捗りました。

思い返すと、チェーン店では無いとんかつ屋に入ったのは初めてかも知れません。とても良い経験になりました。
これもとんかつDJのおかげですね。[あ]りが[とう]、[ア]ゲ太[郎]。
・・・韻を踏んだつもりだったんですけど、これじゃただのジョイマンですね。

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