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あなたは、子どもにとって「信じるに足る大人」か?――「生きる」という表現を守ること
11月29日に盛岡で開かれた、子育て研修会の講演で話したことの要旨をまとめてみました。
言葉を三つしか話せないならば、三つのことしか考えていない、三つのことしか思っていないということ…?そんなばかなことはありません。子どもたちを未熟だとみくびったら大間違いを犯すことになる。
魂は、生まれてきた時からすでに完全なもの。そう思って、子どもを敬うべき。ただ、魂には眠っている部分が沢山ある。それを目覚
サンタクロースは本当にいる、ということ。
サンタクロースって、本当は誰だろう。
サンタクロースは、本当はどこにいるんだろう。
毎年クリスマスの時期、そんなことを考えていました。
本当に、白ひげのおじいさんなのでしょうか。
本当にフィンランドとか、北極の近くに住んでいるのでしょうか。
トナカイが引くそりで、空を駆けてくるのでしょうか。
それならそれでもいい。
本当にそうなら、もちろんそれでいい。
けれど、本当のサンタの姿は、やっぱり
学校教員の皆さんとインクルーシブについて考えた
昨日は岩手の学校教員の皆さんと一緒に、インクルーシブ教育について考えました。岩手県教職員組合、岩手県高校教職員組合の合同学習会にて。
「インクルーシブ教育」?
一般にはまだなじみの薄い言葉かもしれません。心身の障害など多様な特性を持つ生徒たちが、隔てられることなく同じ場で学ぶことを促進する教育のあり方。そうした多様性の理解を促す教育。
生徒の特性を理由にした不公平が生じないよう、適切で柔軟な対応
美術家が美術家をやめて見えた「命のよろこび」
私はかつて美術家として活動し、作品制作と発表を行っていた。しかし自分が身を置き、自身もそこでひとかどの者になろうとあがいていた「美術」の世界に対し、なぜかずっと違和感が消えなかった。自分を「画家」や「美術家」と名乗るときも、それが自分になじむ感じが無かった。
その理由の幾つかが、10年前に絵を描くことをやめたとき明らかになっていった。たとえば、自分にとって絵を描くという行為が、他者からの評価を得