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Japanese Rock 80’s on Radio 
第9回 2021.12.5放送分

「Japanese Rock 80’s on Radio」年内最後の放送が終わりました。
年末ってことで、もともとのコンセプトである、今年の"新しい視点”的な感じで選んでみました。
画一的な解釈じゃつまらないから"自分はこう聴いたよ"っていうのはあっていいと思うんですよ。
まぁ、伝わりにくいところもあるとは思うんですが。
しかし、すごい選曲ですなぁw
こんなの、ほかでは絶対にかからないですよね、と自画自賛w


M1 ARB「Rock Over Japan」(87年)

池上チョイス。
アニメの「輪るピングドラム」で萌え声でカヴァーされたのが10年前。
で、来年、劇場版が公開されるということで。


M2 爆風スランプ「THE TSURAI」(87年)

北村チョイス。
これだけチョッパーバキバキのロックってなかったよね、ほーじんさん、辞める前にやりたいことやりましたなw、みたいな。
ほーじんさん、信じてますよ!
ちなみに、当時の爆風の裏話もいろいろ話したのですが、電波に乗せられないことばかりなのでカットしましたw


M3 Qujila「Nude」(86年)

北村チョイス。
ここんとこ、アナログが再発されたり、再評価著しいです。
これはベルリン・ハンザ録音で、プロデュースは清水靖晃とオノセイゲン。
清水靖晃作品も世界的に評価が広まってます。


M4 パール兄弟「100度目のBye Bye」(88年)

池上チョイス。
今年はまだまだシティポップ関係の仕事が多かったので、80年代ロックとシティポップの架け橋ということで。
パール兄弟は新作もカッチョいいんですけど、アナログ切るならZAPPみたいな曲の方がよかったなぁ・・・。


M5 D-DAY「KI-RA-I」(86年)

池上チョイス。
我らが川喜田美子さん。
しばらく前に海外でD-DAYの人気が高いと聞いて驚いたんですが、Light In The Atticのコンピ「Somewhere Between: Mutant Pop, Electronic Minimalism & Shadow Sounds of Japan 1980-1988」に「Sweet Sultan」が入ったんですね。
なので、それと似た傾向のこの曲をかけました。
海外での日本の音楽の発掘は、日本人ですら知らないカセットのデモしかリリースしてないようなものにまで及んでて、ヤバいことになってます。
あー、「Winter Wink」もかければよかった。


M6 近藤等則IMA「メタリックバンブー」(85年)

北村チョイス。
ほんとに惜しい人を亡くしました。
近藤等則フリークの北村さんとしては、再発なども本人に促してたようなんですが。
これからなんかやってくれることを期待します。


M7 THE BOOM「いいあんべぇ」(90年)

北村チョイス。
ブームがいわゆるビート・バンドからワールドミュージック的な視点を持ち始めたころの作品。

やっぱり早かったよねということで。


M8 3dl「Cyber Ecstasy」(89年)

池上チョイス。
ずっと探してて、やっと入手できた幻の作品。
メジャーなのになんでこんなにモノがないんだ。
サイバーな打ち込みダンス・ロックですが、1stよりもコミカルな面が後退して、メチャクチャカッコイイです。
当時より今の方がウケると思う。


M9 村田有美「Shake Up Heaven And Shake Earth」(85年)

池上チョイス。
マライア関係で知られる実力派シンガーですが、この人の音楽はいろんな要素がストレンジなセンスで絡み合っているので、言葉で説明するのがほんとに難しい。
シティポップやディスコ方面からも注目されましたが、ロック系の曲も音響感覚なんかも含めて面白い作品が多いです。
マライアの再評価もそろそろくるんじゃないかなという気がしてるんですが。


M10 松井常松「CHRISTMAS IS HERE」(91年)

北村チョイス。
僕はいままでこれ持ってなくて、最近買ったのでSNSに写真上げたら、北村さんが選びましたw
そういうご時世ってことで。
エンディングのトークのBGMとして。

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