実際どない?合同会社 その1【意気込み&下ごしらえ編】
いろいろありまして、本格的に起業することにしました。
以前から、それこそもう10年以上も前から漠然と「会社作ろーかなー」と思っていたのは事実。
やがて具体的にやりたい事が見つかり、他の手段で実行しようとしたら意外なところでケチが付き、じゃあやっぱり自分が主役になって会社を興さなければならぬといふことか、などと思い至った2022年でありました。
選択肢は4つありました。
株式会社、NPO法人、一般社団法人、そして合同会社。
本音を言えば株式会社が「最も世間体が良い」だろうと。でも設立のハードルも低くない。何より二足の草鞋の身分で設立費用20万円以上は痛い。
NPO法人は仲間10人の壁が超えられなかった。名義だけ借りて、というのは不本意だったし、本気で力を貸してくれそうな人材に心当たりが無さ過ぎた。
一般社団法人はイマイチ実態を理解しづらい。書店でそれらしい書物を探すも、知りたい部分が分かる一冊にはついぞ出会えなかったです。
だから実際、消去法でした。合同会社設立という結論に至ったのは。
実は以前に合同会社の代表社員になったことがありました。
前の会社で取り組んでいた業務に関して「それだったら別法人を立ち上げよう!」となったことがあり、成り行きから代表社員という立場になった次第。
傀儡政権にも似た立ち位置であり、法的には合同会社の代表社員であっても、いわゆる「実質的支配者」は別にいましたから、本当に形だけの代表社員でした。
ですが今回は自由意志に基づいて設立を決意したわけで、何もかも自分の力でやっていかなければならないんだぞ分かってんのかコラ!?といった感じで自身に発破をかける目的での設立という雰囲気があるのは否定しません。
そして、せっかくなら事の顛末を文章化して公開してみようではないかという芸人根性のようなものが芽生えてきたために、いまこうして文章化を始めたところなのです。
そう、専門家に依頼せずに自力で合同会社を設立しようというのですから、これをネタにしない手はありません!
さて、前職の都合でいちど設立した事があるとはいえ、合同会社の設立なんて、人生のうち何度も関わることではありません。
具体的には何が必要なのでしょうか。
続きはWEBで、というのが間違いないのが悔しいところではありますが、本気で設立を考えている人であれば各地の法務局のホームページと、可能であれば実際に法務局に行って色々聞いてみるのが良いでしょう。
昨今の事だから相談も予約制かな。
超ざっくり説明すると、
1.定款を作る
2.会社のハンコ(代表印、ゴム印)を作る
3.法人登記の申請書類とその他の添付書類を作る
4.法務局に届出
という流れになるでしょうか。
だいぶ端折っていますよ。鵜呑みにしないでください。
株式会社だと「定款の認証」というステップが必須であり、公証人役場に行って作成した定款の認証をもらう必要がありますが、合同会社の場合それがありません。
それだけで数万円の費用節減になります。
会社のハンコ類に関しては、今やネットで注文できる時代。
知り合いのハンコ屋さんで懇意にしている、などの理由が無ければ、ネット注文してしまいましょう。
ちなみに個人的には「印鑑の匠」を利用させてもらいました。
ゴム印はサイズやフォントを控えておきましょう。将来的に移転する等でゴム印を作り直す際、分からなくなったら統一感が損なわれます。
さて、いざ書類を作製する段に来ましたが、最近はオンライン申請が可能ということらしい。
でもICカードリーダライタを持っていないのでQRコード付きの申請書を使ってやれば良さそう。
ただしそのためには申請用総合ソフトなるソフトが必要とな?
簡単に出来るような事が書かれているが、急にハードルが高くなったように感じるぜ。
実際どない?合同会社 その1【意気込み&下ごしらえ編】はここまで。
次回はこの申請用総合ソフトをメインにお送りします!
お楽しみに。
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