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夏のある日、五日目(2024年8月23日)

 誰かに必要とされる時、それが自分がやってみたいこととは限らない。
 
 これは言い換えると、自分に求められていることとやりたいことが一致しない、ということと同じである。

 その仕事を好きだと思いこめ。そういうような言葉も耳にしたことがある。まったくその通りだろう。

 これには雇う側の都合が働いている。これをこの人に振って、あれをあの人に。この場合、この人だからこれを与えようという至極当然の考えが時間と共に出来上がる。
 この認識と働く側の認識のずれが先のギャップを生む。

 簡単と思われる作業を、ある程度信頼できる人に頼むことの意味を考えた。簡単だからこそ失敗は許されない。ともいえる。事実そういった作業は基盤になることが多く、その上に様々なアウトプットが成立する。

 一口に任された作業についてあれこれ言うことは簡単だが、それを自分に回された意味を考えることは大切だ。その結果良くない答えが自分の中に出たとしても、それは必ずポジティブな意味を持つ。

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