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趣味、建築(5)

ラインに一度でもたっておくこと

 これは私が20年のそこそこを費やし、いや、やっとここ2年ぐらいで意識的になってきたことです。決して「留学へいっておけ!」などという余計なお世話的な話ではないことをここに誓います。

 端的に言うと以下のダイヤグラムのように、伏線の生成と回収に関することです。

下から上へ

 思い描いたことへの道のりが非合理的なほど人生は楽しいのは言うまでもないです。この道のりをもっと楽しく過ごすための方法があります。それは非合理的な道を歩む前に一度ラインを超えておくことです。この伏線を作る作業こそ、目標へ近づくための(今は)見えない道をつくってくれると思うのです。

 建築というものは嫌なことほど抽象的な議論をします。特に高度な理論になると全く理解ができない状況に陥ります。
しかし、学問というものはおもしろいものでボトムアップで物事を追っていくとだんだんとわかってくるのです。殊建築においては、机上と実体との間の関係が非常におもしろいことに気づくのです。つまり、どれだけあきらめずに食らいつくこと(一次超線)ができるのかが、その後の学習とやる気を保持し発展させることへとつながるのだと思います。

 一見しておく、簡単なようで難しいことです。ただ、流れができ始めるとラインから離れることが非常に楽しくなり、その先の紆余曲折が刺激的で有意義な体験になるのです。

  近況
 今日、大学の履修登録を終えた。三年は四年の卒論や卒計を視野に、受け皿を広くしながら、生きていく道を決める大事な年として悔いのないようにしたい。

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