河川氾濫・コロナ最多の緊急事態に知事不在(馳浩知事・登山のため)


令和4年8月3日、馳石川県知事が白山PRのために登山したが、翌4日、大雨による県道の通行止めにより登山口で足止めに。折りしも県下は観測史上最大の豪雨で複数の河川が氾濫、石川県は災害対策本部を立ち上げていた。

馳知事の問題点を3つ指摘したい。

①白山登山、在職中に冒険するな

動き回るのも知事の仕事とはいえ、危険を伴うアクティビティーに知事の身分で加わることはいかがなものか。今回、国立公園指定60周年とのことだが、登山口での式典で十分ではないか。谷本前知事なら絶対に上っていないだろう。仕事するふりしてレジャーに出かけていたようなものだ。



②下山強行、山を舐めるな

4日午前、登頂を諦め予定より1時間遅れの下山。鶴来地区では観測史上最大の豪雨により谷水による被害も発生していた。雷雨のなか、土砂災害の危険のあるなか、自身と随行職員への危険を顧みない知事の態度に疑問を感じる。国立公園指定60周年の紀年に安全な登山を呼び掛けるべき立場にある者として誤ったメッセージ発信となる姿勢だ。



③職員への指示、現状認識ができないならできる人に任せろ

携帯で連絡はとれており、体制は万全だと釈明に追われる職員の哀れ。下山中の知事は災害状況の正しい現状認識ができていたのだろうか。できていたとすれば、異常な環境下の知事へ説明をする職員には、必要以上の労力をかけたことだろう。職務怠慢との誹りを甘受し、代役に一任すべきだ。

知事の不在でバタバタの県庁とか、登山の延期の呼び掛けがなかったこととか、問題はいろいろあるけれど、馳知事の問題についてまとめてみた。



知事選で馳支持を表明しなかった県議がFBで、天候悪化が予測できたことをもって知事批判を展開してるけど甘いとおも。


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