デジタルMATSUMOTOによる初の書評シリーズです。
現在Microsoftで活躍中の元同僚の立脇さんも執筆された「Azure OpenAI ServiceではじめるChatGPT/LLMシステム構築入門」(ドーナツ本と呼ばれているそうです)について、デジタルMATSUMOTOに書評をさせてもらいました。
複数回に分けて書評を書かせていただこうと思います。
第1部 Microsoft AzureでのChatGPT活用
第1部は3つの章で構成されています。
各章のアウトラインを検討してもらった上で、以下のプロンプトで諸々検討してもらいました。
- 第1章 生成AIとChatGPT
- 第2章 プロンプトエンジニアリング
- 第3章 Azure OpenAI Service
各章の主な内容
まずは、各章を【要約】してもらいました。
続いて、この章で【学べたこと】を5つ挙げてもらいました。
ズバリ、この章は「どんな読者向け」でしょうか?
リアル松本のコメント
第1部はイントロダクション的な内容ですが、特に第2章のプロンプトエンジニアリング部分は初級ユーザーにとっても参考になりますし、第3章はAzure OpenAI Serviceを使った社内ChatGPTシステムを管理する人にとっては非常に分かりやすい内容になっていると思いました。
ヒトのように振る舞うChatGPTを検討する場合
デジタルMATSUMOTOのような「ヒトのように振る舞うChatGPT」を開発する際に【参考になる点】を検討してもらいました。
リアル松本のコメント
Azure OpenAI Serviceでは複数のAIモデルを一元管理できるので、色々なペルソナや知識を設定したAIアシスタントを複数作って社内に展開したいという企業にとっては非常に便利な環境になると思います。
※ デジタルMATSUMOTOで考えると「デジタルMATSUMOTO」「川柳モデル」「エシカルチェック」が複数モデルで管理できるかと思います。
「川柳モデル」も専用のRAGを作ろうと考えていたので、個人でも使えると便利そうだなあ・・・と感じています。
おまけ:デジタルMATSUMOTOの知識との関連性
実験的ですが、デジタルMATSUMOTOに蓄積されている知識情報との関連性についても検討してもらいました。比較的「責任あるAI」的な論点で検討されていますね・・・
第4部がAIガバナンスに関わる内容なので、そこでは関連するトピックが見いだせると良いなと思います。
ただし、実装だけではなく、ガバナンスや運用においても「正しい知識を持つこと」が重要なのでそういう意味では間違ってはいないかなと思います。
デジタルMATSUMOTOが参照した情報
デジタルMATSUMOTOが解説時に参照した情報は以下になります。