草と蜂
何もない場所に、草が生えた。
どうして草が生えたのかは、わからない。
けれど、突然、草が生えたのだ。
草が、増えた。
どうして草が増えたのかは、わからない。
けれど、突然、草が増えたのだ。
草が、さらに増えた。
どうして草がさらに増えたのかは、わからない。
けれど、突然、草がさらに増えたのだ。
草が、増えて、草原になった。
どこまでも続く、草原。
大草原が、現れた。
何もなかった場所を、草が覆い尽くして、揺れている。
草は風に揺れて、わっさわっさと、揺れている。
どこまでも続く、大草原の上で。
私は一人、大きな声をあげて、笑った。
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何もない場所に、蜂が現れた。
どうして蜂が現れたのかは、わからない。
けれど、突然、蜂が現れたのだ。
蜂が、増えた。
どうして蜂が増えたのかは、わからない。
けれど、突然、蜂が増えたのだ。
蜂が、さらに増えた。
どうして蜂がさらに増えたのかは、わからない。
けれど、突然、蜂がさらに増えたのだ。
蜂が、増えて、草原の上を飛び回る。
ブンブンと飛び回る、蜂の群れ。
大きなうねりが、現れた。
大草原の上を、蜂が覆い尽くして、揺れている。
蜂は風を支配して、もっさもっさと、揺れている。
いつまでも鳴り響く、蜂の飛び交う音を聞きながら。
私は一人、大きな声をあげて、手を叩いた。
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ニコニコ好きだったんですよねえ…(*'ω'*)
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