マイレシピのネーミングセンスがなさすぎる
どうも、どうもどうも。
わりと個性的な食生活を送っているものです。
本日は、我が家で愛されているオリジナリティあふれるへっぽこ料理について少々語らせて頂こうと思います。よろしければお付き合い下さいませ。
ぼちぼち執筆作品の中に書かせていただいているのですが、うちはかなり相当めちゃめちゃよく食べるタイプの家庭でして、毎日五合のご飯と3~4品のおかずを食卓にずらりと並べてはガツガツもぐもぐんぐんぐしております。
食う量がハンパないので、わりかし安い食材を使って手間のかからないメニューを作ることが多い感じです。比較的自分で何でも作りますが、メンドクサイ時はあわせ調味料(クッ○ドゥとか)なんかも使います。野菜炒めや鍋もの、汁物なんかは連日作ることもありますが、茶碗蒸しとかちらし寿司、ロールキャベツや餃子、揚げ物なんかは気合を入れて取り掛かりたいので、月に一度くらいしか作りません。
わりとなんでもかんでもうまいうまいと喜んで食べる家族なので、少々味がおかしくなってもてんで気にしないのがかなり強みです。うっかり焦がしてもバクバク食べてくれるので非常に助かっております。たまに自分の分まで食い尽くされてしまう怒りも、多少軽減されるのですよ。
そんな我が家で、人気のメニューはといいますと……。
・具が大きすぎる肉じゃが(いも※丸ごと/にんじん/豚バラ/糸こんにゃく/たまねぎ)
・トリプルそぼろエリンギ乱入(合いびき肉/卵/ねぎ/エリンギ)
・具だらけの豚汁(豚こま/ごぼう/大根/たまねぎ/にんじん/もやし/ジャガイモ/サトイモ/ネギ/しいたけ)
・まずそうなカレー(牛乳入りの変な色のぼてっとしたカレー)
・どろみたいなやつ(後述)
・食べにくいフレンチトースト(フランスパンで作る)
どうもこう、ネーミングセンスがいまいちと言いますか、独特な料理を作りがちといいますか…。いや、どれも確かに美味いのですが、どうも食欲が失せがちな感じになってしまっているのがなんともいえません。
私ははっきり言って適当大魔王なので、料理本の類は見ることは有っても分量をきっちり計ってレシピ通りに仕上げた試しがございませんでして、そのせいか正しい料理名を名乗り辛くなっていると言う背景があったりします。
なんて言うんでしょうか、お高くとまった礼儀正しい由緒あるメニュー名を、やらかしがちのなんちゃって料理もどきが名乗っちゃったら申し訳ない的な感情が芽生えてしまいましてですね。
どう見てもおかしな物体感丸出しなのにおしゃれな名前をつけるのって、なんかこう…勇気が要るんですよ。どう考えても飲食店とかやれないレベルですね、ハイ。
自分が命名して作り続けていると言うのに、家族がいろんなところで面白おかしく話すものですからたまにこう、頭を抱えたくなると言うかですね。
近所の奥さんやおじさんにににこやかに、
「旦那さんに聞いたわよ!すごくおいしい不味そうなカレー作ったんですって?」
「会長から聞いたよ、生焼け唐揚げが絶品なんだって?」
なんて言われたらですね、逃げ出したくなると言いますかですね。
家族がニコニコしながら、
「泥みたいなやつ作ったよ」
「まずそうなカレー作った」
「具が大きすぎない肉じゃがになっちゃった」
などと言い出しますとですね、時折なんとも…いたたまれなくなる瞬間があったりするのですよ。
ああ、今後…永年この怪しげな料理名は受け継がれていくのだなあ的なですね?!
ああ、なぜ私はこんな後年に誇れないような名前をつけてしまったのだ、流通させてしまったのだ……。
………。
まあ、定番になっちまったもんはしょうがないよね!!!
今後も作り続けていくわ!!ぐふふ!!!
ということで、もしかしていつかこの世におかしな料理名がしゃしゃり出てきたら……、それはワタシ発祥なのかもしれませんよ、というお話でした。
おまけ
~どろみたいなやつの作り方~
1、フライパンを熱して、油を少し引いて、豚こまを炒める。
2、香ばしくなってきたら、ざく切りにしたキャベツと輪切りにしたたまねぎ、ピーマンを投入してしんなりするまで炒める。
3、やきそばソースをぐるっとふた回しほど投入し、ざばっと絡める。
4、フライパンの真ん中を開けて、そこに生卵を二個入れて軽くまぜる。
5、半熟状になってきたら全体を大雑把にまぜっかえす。
6、全体が泥っぽくなったら完成!!
※どう見ても泥んこっぽい※
ゴテゴテとした見た目の美味しくなさそうな逸品ではあるが…めちゃめちゃウマー!!
酒のつまみに/コッペパンにはさんで/そのままで/うどん入れても美味い/うまい
よろしければぜひお試しください(*´−`)
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