【親#04】命の尊さを知った優しい息子
小3の息子は、家の水槽で飼っているザリガニが大好きで、
息子が小1の時に自分で捕まえ、毎日餌をやり、水槽の掃除や水替えもすべて自分一人でやって、
朝と夕と、「おはよう、ザリ」「ただいま、ザリ」と声をかけていた。
外からのぞき込むと、他の家族では無視するか、たまに反応するくらいだったが、息子が近づくといつも大きくはさみをあげて、挨拶しているように見えた。餌をくれる人だとわかっていたのだろうか。
その息子が2年半大事に世話してきたザリガニが、今日死んでしまった。
学校から帰