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最高の自分を引き出す脳が喜ぶ仕事術


◆'20_06:6冊目 ◇累計6冊

脳科学の3つのテーマ


①脳の2つのテーマ
◇熟考システム・自動システム
熟考システムは論理、自制、将来の計画といった機能を司る。
不慣れ、複雑、抽象的な事を扱うのに長けている。

自動システムは”無関係な”情報は選択肢を取り除いて、
熟考システムの負荷を軽くする。
役に立つが、見落としが起こるのは避けれられない。

②発見と防衛の軸
◇防衛モード・発見モード
防衛モードに入ると、判断力は鈍る。
発見モードはある種の報酬を求めることによって、鋭い判断力が働く。

③心と身体のループ
身体を使って、脳の認知面と情緒面の活動にすぐ影響を与える。
十分な睡眠、有酸素運動、少しの瞑想の実践によって、
脳の熟考システムは大きく向上する。

最高の自分を引き出す7つの要素

1.優先順位
自動システムは、意識的に優先しているタスクに直接・関係するものを、
私たちに気づかせ、そうでないと思われるものをすべて除外する。
注意に値すると決めたもの以外は見ない。
だからどんな優先順位をつけるかが重要。
何かやりたい事の目的を定め、何をするか優先順位をつけると脳が、
自動で処理を開始してくれて、無駄な力を使わずにすむ。

2.生産性
◇シングルタスクで仕事をする。
2つの作業を並行して行った人は同じ作業を1つずつ順番に行った人と比べ時間が30%ほど長くかかり、間違いが2倍になったという。
abcdefgと123456を順番に言うのと、a1b2c3d4e5f6g7を言うと・・
前者の方が圧倒的に短い時間で処理出来る。

◇休憩時間を設定
決断すると疲れるため最初に行う方がいい。
90分に1回休憩。
何かを終わったタイミングで振り返りの時間を持つことで、
経験の価値を高める。

3.人間関係
◇協力するという目的を設定
相手との関係の質を改善すると目的をセットする。

◇中身のある問いをする
相手に興味を抱こう。

◇内集団の感覚を築く
共通の目標、不満、興味など、似ていたり、関連があったりするものを見つけて内集団の感覚を築くと、相手の脳があなたを敵ではなく友人とみなすようになる。

4.思考力
◇ひらめきを読みとく
自分に質問する、リフレッシュして再起動、視点を変える、似ているものを探す。

◇脳を活性化する
ポジティブな見方から始める、問題の樹形図を描く、脳の社会性を利用する、賢く基本を守る。
特に賢く基本を守り、邪魔を取り除き、良い考え方と関連付けれるものを回りに置く。
睡眠を犠牲にしてはいけない、運動をしよう。

◇賢明な判断をくだす
・固定概念
・他人の意見を取り入れる
固定概念と他人の意見を聞かないは、脳の自動システムが作動している状態
その状態では賢明な選択を選べない。

◇クロスチェックをする
・デフォルト禁止
・あえて反論してもらう
・反対意見を必ず言う
・絶対に無理とは絶対に言わない
・事前検証をする
自動システムは脳の負担を軽減するため、全体像を見ないようにする
重要な判断をする時は視野を広げる必要がある。

脳と聞くと難しいように思うが、意外と単純な物である事が分かる。

まずはこれをやってみよう

・目的を設定して優先順位を決める
・作業は似たものを集めて、シングルタスクでやると効率的
・人に協力意識を持ち、人に興味を持つ
・ポジティブな見方から始める、問題の樹形図を描く、脳の社会性を利用
・睡眠を犠牲にしてはいけない、運動をしよう






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