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59歳で届くねんきん定期便のポイントって?

毎年の誕生月に
ハガキ形式で送られるねんきん定期便には、
これまでの加入期間や受給の見込額、
または最近の月別加入状況が記載されています。

定期便は
受給開始まで毎年同じ内容のものが
送られてくるのではなく、
・35歳
・45歳
・59歳
の節目年齢の誕生月には
封書で送られてきます。

特に59歳で
送付される定期便には、
現在の加入条件が60歳まで継続すると仮定して、
65歳から受給できる老齢年金の見込額が記載されています。

そのため、
59歳で受け取る定期便は、
年金受給額がほぼ確定した形で通知されることになります。

加入履歴に誤りがないか

節目年齢に送られる定期便に、
加入履歴や納付状況が記載されているのは、
全期間の加入履歴に誤りや漏れがないか
確認する意図があります。

本来もらえるはずの受給額と相違ないか、
しっかり確認をしておきたいものです。

①国民年金保険料を納付していた、
もしくは免除申請をしたはずなのに未納となっていないか

②学生時代から国民年金に
加入していたのに年金加入履歴の厚生となっていないか

③夫(妻)の扶養家族で
国民年金に加入していた分が反映されているか
(昭和61年3月以前に限る)

④昭和61年4月より前について、
夫(妻)の扶養家族であったのに3号となっていないか

ほかにも、
厚生年金基金の加入履歴がある場合に
きちんと代行部分の記載があるか確認してもらいましょう。

加入履歴を確認するうえで
特に注意なのは、転職歴が多い人です。

入社および退社年月や勤続期間、
会社名に誤りがないかを確認する必要があります。

また一時専業主婦(夫)をした後に
働きに出た人などで、
3号被保険者に申請していた場合は、その記録も確認しましょう。

こうした履歴を確認し、
誤りや漏れなどがあった場合は、
ねんきん定期便の封書に同封されている
年金加入記録回答票に記入のうえ、
同封の返信用封筒で速やかに返送します。

訂正内容について日本年金機構により
確認(平均3〜4ヵ月)がされた後、
年金加入記録にかかる
調査・確認の結果が記載された
通知が本人に届きます。

その後、
年金記録に統合される流れです。

後日漏れや誤りに気付いた場合でも、
その時点で手続きをすれば訂正されることも
覚えておきたいですね。

一緒に学んでいきましょう!

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