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確定給付企業年金(DB)って?

確定給付企業年金とは、
企業が従業員と給付の内容をあらかじめ約束し、
将来、従業員が、
その内容に基づいた給付を受けることができる
企業年金制度のことになります。

給付内容があらかじめ定められることから、
DB(Defined Benefit Plan)とも
呼ばれています。

年金資産は一括して運用され、
運用のリスクは企業が負います。
 

確定給付企業年金には、

・規約型確定給付企業年金
・基金型確定給付企業年金

とがあります。

〜規約型確定給付企業年金〜
労使合意のうえで
作成した規約について
厚生労働大臣の承認を受けて実施するもので、
企業と信託会社、生命保険会社等が契約を結び、
企業外で年金資金を管理・運用することで、
年金給付を行います。

実施に当たって加入者数の要件はありません。
 

〜基金型確定給付企業年金〜
労使合意のうえで規約を作成し、
厚生労働大臣の認可を受けて
企業年金基金を設立して実施するもので、
基金において年金資金を管理・運用し、
年金給付を行います。

基金の設立に当たっては、
加入者数の要件があります。

以前は日本の金利などが良かったことから、
固定の金利で何年間運用すると、
金額が確定されていたわけですね。

ただ、金利が下がったことによって、
運用の形態を変動のある
投資信託などで運用されるようになって、
受け取れる金額が確定している確定給付から
払い出す金額が確定している確定拠出に
変化して来たわけですね。

一緒に学んでいきましょう!

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