所得控除・税額控除って?
所得税額を計算する上で、
所得金額から差し引くことができる所得控除は、
15種類となっています。
所得控除は、
控除する順序が決められていて、
最初に雑損控除を所得金額から差し引きます。
雑損控除は、
その金額が所得金額から引ききれない場合、
引ききれなかった額を翌年以降3年にわたって
繰越控除することが認められているためです。
その他の控除は同順位で差し引きます。
また、
所得控除は、
まず総所得金額(総合課税の対象となる所得)から差し引き、
引ききれない金額があるときは、
申告分離課税の対象となる
・各所得金額
・山林所得金額
・退職所得金額
の順に差し引きます。
所得金額から所得控除を差し引いた後の金額が
課税所得金額ですが、
これに所得税の税率を乗じて税額を求めます。
住宅ローン控除などの
税額控除があれば、
その算出税額から、
さらに税額控除を差し引いて、
その年分の所得税額を計算できるため、
所得控除より税額控除の方が、
減税効果が高くなります。
一緒に学んでいきましょう!
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