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遺族年金って?

遺族年金とは、
公的年金制度の被保険者などに
万一のことがあった場合に、
遺された家族の生活資金の援助などを目的として
支給される公的年金になります。

遺族年金には、
働き方に応じて、
・遺族基礎年金
・遺族厚生年金
があります。
 
遺族基礎年金は、
死亡した人と生計維持関係にあった
・子(18歳到達年度末までの子。以下同じ)のある配偶者
または
・子
に支給されます。

生計維持関係とは、
同一世帯であり、
遺族年金受給者の前年の年収が850万円未満(所得が655.5万円未満)である
場合などをいいます。
 
厚生年金の被保険者に万一のことがあった場合、
・子のある配偶者
・子
については、
遺族基礎年金および遺族厚生年金が支給されます。
 
遺族年金の受給額の目安は、
受給時における遺された
配偶者の年齢と子の有無によって大きく変わります。

子のいない30歳未満の妻の場合は、
遺族厚生年金の支給期間が
5年の有期給付となっています。

また、
夫が亡くなったとき40歳以上で
子のない妻など一定の要件を満たす場合、
40歳から65歳になるまでの間に、
中高齢寡婦加算が支給されます。

もともと、
年金制度は昭和に作成されたこともあり、
女性の専業主婦をされていたことが
ほとんであったことから、
男性の万が一の場合は優遇されるように
作成されています。

万一の場合の
必要保障額はこうした受け取れる金額を
加味して考えることが大切です。

一緒に学んでいきましょう!

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