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論語と算盤/渋沢栄一

この本は一生懸命目の前のことに取り組んでいる人、壁にぶつかったり人間関係に悩んでいる人にとっては学ぶことの多い内容と感じた。

①功をあせるな
長い人生において、成功や失敗とは「泡」のようなもの。この泡に目が眩み、正しい道理から外れてはいけない。

②人事を尽くして天命をまて
どんなに頭を悩ませても解決できないことはできない。精一杯努力した上で、それでもどうにもならないことに対しては、堂々と構え、平静を保て

③仕事について
・作業ではなく「趣味」をもて
・調子に乗っている時に落とし穴がある。もしくは失敗の種ができる。
・どんなに小さな仕事でもそれは大きな仕事の一部だと思うこと
・名声とは日々の苦闘から生まれるもの

以上、個人的なまとめ。人生は長い、焦らず正道をゆけ!という渋沢さんの意志を感じた。難しい論語を日常生活に落とし込んでわかりやすく説いてある。道徳という面では子供にも伝えたいことが多かった。