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僕が思う、最強のチーム。

お疲れ様です。本当だったら今日札幌にいたはずなのですが、物理的に行けなくなったので急遽東京からnoteを更新したいと思います。

世間はラグビーで盛り上がっていますね。
その映像を見ながら、スポーツチームでは当然のごとくできていることが、ビジネスチームでは全くもってできていないな、と思いこの記事を書こうと思いました。

理想のチームってなんだろう。

これをよく考えるわけですよ。

そんな時にいつも思い浮かべるのが...、

・メンバーみんなが組織のビジョンやミッション、ゴールを理解し、それに向かっている
・メンバーそれぞれの個性や強みを活かしている
・だからこそ全員が存在価値を見出している
・メンバーの視座が高く、自走しており、自発的に組織に貢献する
・情報と決定権を皆が持っており、助言を求めつつスピード感を持って行動する
・修正と改善を繰り返す

などなど...

まぁ、その人がどんな組織を作りたいかにもよるとは思いますが、要素分解をするといつもこういったものを思い浮かべるんですよね。

で、思いつくわけですよ。

「スポーツチーム最強じゃね...?」

スポーツチーム=最強!?

だって、スポーツチームって、
もちろんみんなが

・勝つ(優勝する)ためにやっている
・その人に合ったポジションで強みを最大限発揮する
・自分の強みと周りの評価がマッチしているから存在意義も感じられる
・全員が自分で思考し、自分で動く
・その場の状況を瞬時に見極めて行動する
・その際周りのプレーヤーのコーチングも選択肢に入れ最良と思う行動をとる
・失敗だろうと成功だろうと、どちらにせよ振り返り修正を行う

全員がこれを体現しているって最強ですよね。

しかしながら、ビジネスの場面や、一般的な組織ではあまりこれを見受けられることがありません。

理由ってなんだろう

ビジネスチームが、スポーツチームほどうまくいかないことについて、いくつか考えられる要因をあげてみました。

①情報が不透明である
これはそうですよね。そもそもボールがどこにあるのか全くわからない状態で「勝つためにプレーしろ」と言われても流石に無理ですよね。

②「自分で決める」のが怖い
そもそも決定権が与えられていない場合もありますが、僕の団体でいうとどちらかというとこちら。自分で決めるということには責任が伴ってきますので、その責任をあまり持ちたくないんですよね。
「責任をとる」なんてどうでもいい(というか、そんなことはできない)と思っていて、「責任を持つ」ことだけを考えてくれればいいのに。

③ゆっくり思考する時間がある
一番の問題はこれだと思っていて、変に思考する時間があるんです。スポーツでは、嫌でもその場で決断し行動しなければならないのに対して、ビジネスシーンでは、多くの場合が、「では、次のMTGまでに...」「では、またの機会に...」なんてことで決断を先延ばしすることができるため、ついついその手法を取ってしまうものです。
多くの人間はこの時間を何に使うかというと、自分の存在意義や自分の能力を否定しなくて済むように、組織の悪いところばかりを考えるんです。


「自分が何も行動していないのは、組織がこうだから。」
「自分が存分に力を発揮できないのは、組織がこうだから。」
「本当だったらもっとできるのに、こんな組織だから。」

これ、スポーツの、一回の勝負の中ではなかなかない感覚だろうと思っていて、監督への不満などはあろうとも、例えば隣に位置する選手がボールを奪われたとして、「自分の責任ではなくあんなやつをメンバーにしたこの組織が悪い」とかなんとか考えてる人間がいれば即交代ですよね。
そういう思考があったとしても、行動し、ビジョン・ミッション実現のために自分ができることをひたすらにアクションに変えていくのがスポーツ。

ビジネスでも同じなはずなのに、自分ができることよりもまず不満。

これでは勝てる(目標を達成できる)わけがありませんよね。

じゃあどうすればいいの?

①情報をなるべくフラットに。
マジで、わからなさすぎて動き方すらもわからない!なんて状況でさえなければ、あとは個人がなんとかできると思ってます。もちろん組織を作る上ではなるべく活動しやすい環境を整えなければ、と思うのですが。

②「その場で意思決定」というルールを。
基本的にこれが一番いいのかなと。
今度でいいや、みんな揃った時でいいや、もっと情報集めてからでいいや。
もちろんそんな時もあるかもしれませんが、なにも決めずに何も行動もしないのならば、そこに費やした時間全てが無駄ですよね。

人数少ないから決められなかった。
人数少なくても決めきって、あとは同意だけ求めればいいんです。

もっと情報を集めようと思って...
情報が完璧じゃない中で意思決定しなければならないことがほとんど。それに、一度仮説を持って意思決定をしてアクションをした方が修正の精度が圧倒的に上がるはず。そういった発想でどんどん意思決定して行っちゃいましょう!

③全員が明確にビジョンミッションを意識する
そしてこれを短期的に区切って、小さい目標や短い目標を設定することが大事です。
「1年後にこうなる!」は、ちゃんと設定して、「そのために4ヶ月後はこう!じゃあ1ヶ月後はこれを達成する!なので今日はこれを目標に!」

そうすれば、今日その日に負けられないスポーツと同じく、今日その日に達成しなければならないことに対して、「明日決めよう」なんて言っていられないはず。

仕組みを作って解決しちゃいましょう。

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