見出し画像

低温調理は簡単に作れる

ちょっとづつ話題になりつつある低温調理。アイスクリームを作るわけではありません。沸騰したお湯は100℃、天ぷら180℃、フライパンの油は200℃前後、本物のピザ窯は400℃ こんな高温で調理するのが当たり前なので、60℃前後は低温ということになる。

タンパク質が固まる・硬くなるのは70℃とか言われているので、それ以下にして かつ 細菌が死ぬ温度にすれば柔らかく安全に食べる事が出来る。しかし、その温度を保持するにはそれなりのテクニックが必要となるので、お湯を循環させて温度をKEEPする低温調理器具も数社から出ている。ま、それを買って使えば 0.5℃単位の調整も出来るので時間軸と温度軸二次関数での調整も出来る。

低温調理機の大手BONIQ様のホームページよりタンパク質の硬くなる温度
拝借(宣伝したからいいでしょ・・)

しかしだ・・・ 別に63℃だろうが69℃だろうがどっちでもいいので私はこの方法でやっていて今のところ誰も食中毒にならずに美味しく食べられている。
それは、前にも書いたがIH調理器で一番弱い1番にて1時間加熱するという芸当だ。

この時は、スタートして6分経過していたが(お湯からスタート)61℃を維持している。時々、温度を見に行って57℃よりも下がっていなければ殺菌作用は働いているという事。70℃を超えてしまうとせっかくの低温調理が煮る調理となってしまってタンパク質が固くなってしまう・・
ま、普通の人は温度計を持ってないだろうしお湯が循環しないのでムラが出るのは予想がつくので、安全な低温調理器を書いましょう(DATA借りたので宣伝)

よくやるのは鶏胸肉、一番効果があると思う。胸肉の世界が違う!
鶏肉の温度と殺菌の時間の表。お湯の温度が重要なのではなくて、肉の中心温度が何度になるかが重要。中心部の殺菌が出来ないと意味ないから。
再度BONIQ様より表を拝借

https://boniq.jp/pdf/ttguide.pdf

胸肉は一番厚い部分を半分にして真空パックするので薄くなり、時間も短くて済む。(中心に早く火が入る)

ちなみに空気の層があると温度の伝導が悪くなるので真空にして空気の層を取り除く。ジップロックでもいいです。それで真空調理と呼ばれます。

真空パックはこれがお勧め、うちでも使っています


出来上がった胸肉

粗熱取ったら冷蔵庫で貯蔵しましょう。真空パックに入っているので新規の細菌は入ってこないけれど、40-50℃の一番繁殖しやすい温度で放置はいけません。


これは、この日のシーザスサラダに入れます。今回少し温度高めなのでピンク色よりも白色になってしまいましたが、食感はトロトロで味もいい。

別の日は鶏肉+アボカド+きゅうり サンドになりました。マヨネーズを軽く塗って、胡椒をまぶすだけ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?