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羽田空港 ゴーアラウンド‐2 と フライトレーダー24

我が家の上を飛行機が飛んでいる時は、フライトレーダーを見るとどの辺りを飛んでいるのか、何航空の何処から来たのかとか、機体の種類とかも確認することができる。ヘリコプターや軽飛行機でもほぼ確認が出来る。軍用機とか秘密の飛行機は登録されてない場合があるので確認できないそうだが、今の所そんなのにあたった事はない。

アシアナ航空 OZ1085便

特に爆音響かせて飛んでいる場合は、ゴーアラウンドと言って着陸やり直しの場合がほとんど。前にも書いたが着陸時はエンジンの出力を絞って速度を落として、時にはブレーキかける場合もある。しかし、ゴーアラウンドの場合は離陸時と同様、判断した直後に最大パワーを出して上昇する。そうしないとパワー不足で失速して墜落してしまう。

だから ゴー という大きな音の場合はそうである確率が高い。フライドレーダーを見ればその機体は滑走路までの直線を飛行して滑走路の途中か後で大きくカーブしている。真っすぐ行ってしまうと再着陸までの距離と時間をロスする事になる。多分、管制官から何処で何度でどの高さで速度はどうのこうので飛べと指示されるのだろう。

それでもって、羽田空港は時間によっては着陸の機体が順番待ちをして列をなしているので、また最後尾か後ろの方へ並ばされるのである。だから20分とか30分余計にかかる。強風の時は2度目もダメで3回目に着陸した時もあるし、直接見てないけれどダイバート(divert)と言って、その空港への着陸を断念して行き先を変更して他の空港へ行ってしまう場合もある。大昔、自分が乗った飛行機が成田空港に大風で着陸出来ずに、名古屋セントレアで数時間待機してから成田へ帰ってきた事があった。

赤いのがうちの上を通っていたた機体、アシアナ航空 ソウル発だ。

これは携帯のシュクショ   この日はB滑走路を着陸で使う

これを見ると早い時期に諦めたようだ・・ 調べてみると前の機体との距離が短すぎる場合もゴーアラウンドさせるそうだ。

先日のニュースであわや大惨事というアメリカの空港のニュースがあったが、前の機体が離陸直後に次の便が着陸する動画が流れていた。前の機体は後ろを見ないだろうから追突されるとか煽られているという体験はないかもしれないが、後ろの着陸するパイロットはいないはずの前のがいるとビビったことだろう。前の機体がV1(離陸決心速度)に達したならば、離陸を諦める事はもう出来ずに何かあっても無理して飛ぶかオーバーランして停まるしかないので、まぁ無理をすれば理論的にそんな綱渡りも可能だろうけれど、そんなに危険を犯す必要はない・・・

フライトレーダーでは、過去7日迄本当のフライトDATAを見ることが出来て飛行機好きにはたまらん存在。一番右側の PLAY をクリックすると・・・・

ソウルから羽田までの高度やら速度やら時刻が表示される

高度が一番低かった時は198mだったのでその時に着陸を断念したのが予想される・・・  こんなのがつまらない人にはつまらないが、面白い人には面白いのだ。

更に!      高度と速度のグラフもある・・   この時 1時間36分後・羽田上空に白い線が入っている。急に高度と速度を上げたのが分かる。5000mまで上昇するのだな・・・

そこで表紙になってる画像をもう一度・・・B滑走路に着陸予定の機体が列をなしている。こういうのは管制官のテクニックなのだろうな・・・
赤い機体は大きく回って最後尾なのか途中に入れてくれたのか分からないが5機目あたりに入って再トライだ。

ゴーアラウンドは1回のみで、2回目で着陸が出来た模様。
うーん面白い!!!!

フライトレーダー24    東京・大阪の上に設定してみた、これが無料で使える!


羽田空港界隈



以前書いた、ゴーアラウンド


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