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ミラノーロンドン

イタリアと日本との直行便は昔はJALでもあったのだけど、日本航空経営困難の時にこの路線は廃止されてしまった。ミラノから12時間弱で帰れていたのに・・・ 今ではアリタリア航空の後釜国営航空会社 ITA がローマと羽田の間の直行便を飛ばしているだけ。

・・というわけで、JALで帰国する場合は何処か経由となってしまう。ヨーロッパで選択できるのは パリ・ロンドン・ヘルシンキ・フランクフルト のみ。他にはコードシェアー便もあるけど機材がJALでないとちょっと不便。

タイトルの通り今回はロンドンヒースロー空港経由で帰る事になる。ミラノマルペンサ空港からロンドンまではBA(British Airways)のA320にて移動となる。今回は余裕をもってヒースロー空港でのトランジット(乗り継ぎ)は4時間半とってある。これが短いとヒヤヒヤするからねぇ・・・

余裕があったけれども、ドアが閉まってから離陸するまで40分位待機・・何のアナウンスも無いけれど皆待つだけね。そして、外を見るとドーバー海峡を渡ってイギリスの土地に入ったのは分かったけれど、着陸体制に入る気配がない・・・・外は雲なので地形は見えないが微妙のバンクして回転している気配。

そうだと思って、機内モードだけどGPSは動くのでGoogle MAPを開いて現在位置を出してみる。行き先の方向が青く出るので北に向かっているのか東に向かっているかは分かる。北に向かっていて、微妙な回転を感じると東へ、次に南へ、そして西へ・・・ そう回転している。

空港が混雑している場合はそんなのは時々あるのだけど、どう考えても何回か回転している。何か重大事件が空港で起きたのか? ストライキで職員がいないのか? アナウンスは何も無い。

かなり経ってから着陸するのでシートベルトをつけなさいのアナウンスがあって、降りれるのだなと思った次第。人によっては乗り継ぎが間に合わず、CAに質問したりしている。こっちは余裕だけど。

着陸ちょっと前からすげぇ風で機体が左右のみならず上下にも揺れる。そうか強風で着陸出来なかったのねと分かる。滑走路が見えてきても揺れはおさまらず・・・もしかしてと期待が過ぎる。不謹慎だが私は何百回も着陸を体験しているが、Go around(ゴーアラウンド)=着陸やり直し を体験した事が無い。昔はその言葉を知らないで、タッチアンドゴーだと思っていたけれど、それは正しくはない模様。期待は外れて残念ながらA320はスムーズに1回で着陸できて約1時間遅れで到着。

到着前は超中心地の上を通ってLONDON EYEもくっきり見える (私の記憶だと BIG EYEだったのだけど・・違うのね)こんなに綺麗な写真が撮れたのは初めて!

グネグネの先は ウォータールー駅





さて、どんな所を飛んだのだろうとFlight Rader24を見ると載っている。すげぇくすぐる所なのだ。何枚か見てみよう。

これが、イギリスに入ってからの軌跡。手前の青で大きく回っていて、緑の所で4回転している。

4回転

これは動画にもなるのだが、長いのを見るのは疲れるのでPC画面をタイムラプスで撮影して30秒にした。

着陸してから、機長のアナウンスで強風で遅れてすみませんとアナウンスがあった・・ 少しのトラブルは楽しい。

エピローグ:
Google MAPのタイムラインで見てみると、機内モードになっていても場所を追跡しているのね・・・ 

Google MAP のタイムライン

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