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マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝 Final SEASON -浅き夢の暁-

放送から17日…。やっと見ることができた。
4話まとめて一挙放送、つまり、実質2時間テレビスペシャルだから、そう簡単に見る時間なんて作れないしね…。

仕事が立て込んでいる時ならまず無理だし、休みの日でも映画を見に行ったり、ライブに行ったりするような日なら、そんな時間は取れないからね…。

たまたま、今日が通常の水曜日と異なるシフトになり、しかも、立て込んでいる案件もなかったし、行こうと思っていた眼科もよく考えたら休診日だし、こんな天気では地元以外に買い物に行こうという気も起きないし、ということで、やっとのことで見ることができた。

そもそも、今回のFinal SEASON -浅き夢の暁-(便宜上、3期と呼ぶことにする)が全4話という中途半端なエピソード数になったのは、2nd SEASON -覚醒前夜-(2期)が全8話で終わってしまったからだと思う。
分割2クールという放送形態のアニメは時々見かけるが、そういう作品は大抵、12話前後の1クール目をまず放送し、1クールもしくは2クール空けた後に再び12話前後の2クール目を放送するというパターンになることが多い。

本作のように、通常の1クール分のエピソード数である12話を8話と4話に分割するという形態はまれだ。

2期の放送は2021年8月からという実に中途半端な時期から始まったが、その前の7月には3週にわたって、1期の総集編が放送されていたことを考えると、本来なら7月からスタートし、9月までに3期とされた分まで放送する計画だったのではないかという気がする。

その中途半端に分割された3期も当初は2021年の年末放送とアナウンスされていたが、制作の遅れからか2022年春に延期された。
そして、なかなか放送日程が発表されないなと思っていたら、突然、4話一挙放送という形になっていた。

勝手な推測ではあるが、同じアニプレックス作品である「鬼滅の刃 遊郭編」が2月中旬で放送が終了したので、フジテレビ以外の放送局(TOKYO MXなど)では、その後番組として、これまでの総集編なんかを流した後に4週連続で放送しようと考えていたのではないだろうか?
しかし、2月下旬から3月上旬に放送開始とするのはスケジュール的に間に合わない。かといって、4月期の新番組の放送日程は次々と決まってしまっている。となると、特番として4話一挙放送という形しかなかったってことなんだろうね。

でも、なんか、これまでの「マギレコ」および、その大元である「魔法少女まどか⭐︎マギカ」というプロジェクトをぞんざいに扱っているようにも感じるよね…。

そして、この4話一挙放送版を見て驚いた…。

4話まとめて放送というから、てっきり、放送枠としては2時間となっているだけで、実際は30分枠の番組を4話分続けて流す。つまり、各話ごとに、オープニング、エンディング、提供ベース、エンドカードを見させられるのかと思っていたが、そうではなかったからだ。

いきなり、1st SEASONと2nd SEASON -覚醒前夜-をまとめたダイジェストが長々と流されていたので驚いてしまった。
一瞬、全4話連続放送いう構成ではなく、2時間枠のテレビスペシャルに変更したのかと思ったりもしたが、よく考えたら、MBSでは2回に分割して放送するし、配信では1話ずつに分けられている。

さらに、オープニングは1話部分のみ、エンディングは最終話である4話部分のみにしかついていなかった。提供ベースも最初と最後だけ。エンドカードなんてなかった。
オープニング曲は2期同様、“ケアレス”(ClariS)だったが、2期のエンディング曲である“Lapis”(TrySail)は総集編部分でBGMとして使われているだけだった。
かわりにエンディング曲はこれまでのマギレコ楽曲を歌ってきた、そのClariSとTrySailによるコラボ曲“オルゴール”となっていた。


「マギレコ」の1期と2期は毎話、テレビ放送版を見た後に、配信でも見直していたけれど、今回は一挙4話リリースとなってしまったので、再確認をする気力も起きないが、MBS版や配信版はどういう分割の仕方をしているのだろうか?ちょっと気になる。
でも、今回、TOKYO MXなどで放送されたバージョンの最終話に該当する部分のエンドロールを見ると、4話分まとめてクレジットを出している感じだったしね…。
もしかすると、配信版は毎回、オープニングとエンディングがついているのかな?世界配信していることを考えると、クレジットなしってありえないしね。

テレビアニメの何話か分をまとめて放送に先駆けて映画館で先行上映する際に、重複するオープニングやエンディングはまとめて1回にするケースが多いが(リメイク版「宇宙戦艦ヤマト」シリーズや、「鬼滅の刃 兄妹の絆」などもこのパターン)、そういう構成にしたってことなのかな?
各エピソードごとのサブタイトルが出るのは、「ヤマト」や「鬼滅」とは違うけれど。

だったら、尚更、4話一挙放送ではなく、イベント上映で良かったような気がするな。それで、4月期アニメ と7月期アニメ の狭間あたりの空いた枠で、4週連続で放送するとか、あるいは、7月期あたりに2期の再放送と続けて連続放送するとか、そういう形で良かったんじゃないかなって気もするかな。

とりあえず、話としては、環いろはを中心とした話は一応完結できたって感じではあったかな。
でも、1期や2期のようなワクワク感はなかったかな。とりあえず、広げた風呂敷をなんとか、きれいにたたんだって感じかな。
原作ゲームは別のキャラクターをメインにした続きのストーリーもあるらしいから、おそらく、それもアニメ化されるんだろうなとは思うけれどね。

ところで、いろはは妹のうい以外の少女に対しては、ちゃん付けかさん付けなのに、アリナ・グレイだけ呼び捨てなのは何故?
同じ外国系っぽい名前のフェリシアはちゃん付けだから、人種差別ってわけではないのだろうが…。

それにしても、1期の時はまだ、そこまで酷くなかったけれど、2期以降はTrySail内の格差を感じてしまうよね…。というか、夏川椎菜の扱いが酷い。

一応、クレジット上では、麻倉もも、雨宮天に次ぐ3番手だから、「マギレコ」はTrySail主演作と呼んでいいのかもしれないが、でも、2期以降、ナンスの出番は少ないよね。

もちょは主人公いろは役だし、天さんは裏主人公的な存在のやちよ役だが(「まどマギ」でいえば、ほむらみたいな感じ)、ナンスが演じた鶴乃はそこまでの存在ではないしね…。

まぁ、コロナ禍になってからも、もちょが幕張メッセ、天さんがパシフィコ横浜という大会場でソロコンサートを開いているのに、ナンスはそこまでの規模の会場ではやっていないから、人気格差がそのまま、演じるキャラの格差につながってしまっているのかな…。

とりあえず、TrySailのマギレコ曲はどの曲も良い曲だった!
まぁ、ClariSのマギレコ曲も良い曲しかないんだけれどね。というか、ClariSはまどマギ曲も全て名曲だが。

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