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@JAM EXPO 2022 8/28(日)

まずは会場入りするまでの移動の疲れを取るために座れるストロベリーステージの指定席につくことにした。
他の会場でいうところの1階スタンド席の最前だった。ただ、目の前に関係者用の通路があるので、観客のことなど気にもとめない関係者が視界を遮り、邪魔で仕方なかった。

まず、ここで見たのは以下のアイドル。

●バンドじゃないもん!MAXX NAKAYOSHI
TIFで移動中に彼女たちがパフォーマンスしているのを遠目に見た(正確には聞こえたかな)ことはあるけれど、ちゃんと見たのは今回が初めて。
みさこって36歳なんだ…。そして、ただのバンドじゃないもん!と名乗っていた初期の頃に比べると、バンド色はほとんどなくなっていると思った。まぁ、バンドじゃないもん!と言っているのだから問題ないんだけれどね…。というか、みさこのように、本業(神聖かまってちゃんのドラマー)と副業で違うタイプの音楽をやっているアーティストって日本では少ないよね。まぁ、海外に目を向けても、最近はデーモン・アルバーンのブラーとゴリラズの差異が少なくなっているから異なるジャンルの音楽を並行してやっていくのは難しいのかな?
もっとも、神聖かまってちゃんの曲って、アイドル的なエモさと親和性は高いからね。学園祭アイドル(それって、「ラブライブ!」シリーズでおなじみのスクールアイドルか?)が登場する映画「ひらいて」のサントラには神聖かまってちゃんの中心人物・の子も参加していたしね。
そして、親子連れの子どもの方(10歳くらいの男児)が通路で“バンもんの後に出てきたのが…”みたいな言い方をしていた。おそらく、親がしっかりとアイドル教育をしているのだろう。

●BEYOOOOONDS
今年のTIFは1人を除いた全メンバーがコロナに感染したため欠席となったので、彼女たちを見たのは2019年のTIF以来となる。
こうしたフェスでは、彼女たちのようなネタ曲だらけのアーティストってのは盛り上がるよね。

そして、ブルーベリーステージに移動。以下のアイドルを見た。

●真っ白なキャンバス
いつもキャンバスなのかキャンパスなのか、どちらだっけ?と迷ってしまうが、よく考えたら校舎が白いから何?って感じだから、真っ白なことを強調するのは絵を描くキャンバスに決まっているよね。そして思った。グループ名と曲調は必ずしも一致しないよねと。

●リルネード
解散間近ということで、とりあえず見てみようと思った。コロナがなければ、わずか3年で解散という事態にはならなかったんだとは思う。
配信シングルを除くこれまでにリリースされたシングル4作のうち、1作以外はミュージック・カードという形のリリースだから、予算がないんだろうなというのもよく分かるしね。
かといって、配信オンリーだと特典商法ができないから、苦肉の策でミュージック・カードをCDショップで売るという手法を取ったんだろうね。

そして、前日は足を運ぶことはなかったキウイステージに行ってみた。ブルーベリーよりちょっと大きいようだ。タイムテーブルを見ると、メインのストロベリーの次にキウイがあるから、2番目の規模のステージという扱いなんだろうね。

ただ、普段は客が立ち入らない場所でしかも4階にあるせいか、マサイする連中が何人もいると床がすごく揺れてちょっと怖い…。
TIFと違って、アトジャはマサイが禁止されていないからね…。

そんなわけで、キウイで見たのは以下のアイドル。

●手羽先センセーション
名古屋拠点のグループということだが、愛知県知事の大村や名古屋市長の河村に代表されるように、思想の左右問わず愛知や名古屋というのは民度が低い人が多いというイメージがあるだけに、このグループのファンも平気で声出しするし、床が落ちそうなくらいマサイするし、やっぱり、愛知や名古屋の印象って良くないよねと思っただけで終わってしまった。

●愛乙女⭐︎DOLL
たまたま、時間が合ったので前から気になっていた彼女たちを見た。彼女たちに興味を持ったきっかけは地下アイドルの桜色Standardのメンバー、夏川くるみんが愛乙女⭐︎DOLLの新穂貴城のファンだから。とりあえず、どの娘がきしろなのか認識することができた。
それから、彼女たちのオタクも声出し、マサイ好きな連中ばかりだった。まぁ、地下アイドルのノリなんだろうね。

●Task have Fun
前にも彼女たちを見たことはあるし、CDも何枚か持っているけれど、こんなビジュアルで、こんな音楽性のアイドルだったっけ?

そして、再びブルーベリーに戻った。
ここまでは(初日以来)、マサイする奴や声出しする奴に遭遇する以外は比較的、ストレスの少ない状態でアトジャを楽しむことができていたが、ブルーベリーに戻った途端、一気にストレスが押し寄せてきた。
それは、≒JOYのファンがこのステージに押し寄せてきたからだ。
別にニアジョイ目当てに押し寄せるだけならいいんだよ。自分だってそうだしね。でも、連中はニアジョイ以外のアイドルは見ようともせず、スマホをいじったりしているんだよね。
中には、前にガタイのいいのがいるからって、カバンか何かを床に置いて、その上にのっている奴もいた。お前も迷惑なんだよ!
まぁ、女性専用エリアだけでなく、男でも身長や座高の低い人、横幅の狭い人なんかに配慮したエリアを設けて欲しいとは思うけれどね。

結局、TIFの入場規制問題ってTIF運営が無能というのもあるが、それと同時にニアジョイを含むイコノイジョイのファンにも問題があると思うんだよね。連中にはイコノイジョイ(と関連する秋元康系アイドル)にしか興味がないのが多すぎるんだよね!だから、イコノイジョイの出番まで場所取りすることしか考えていない。

アトジャにやって来るオタクはせいぜい、自分が見たいと思うアイドルの2〜3組前にステージ入りするけれど、イコノイジョイのオタは1時間以上前から場所取りに入る。だから、全然、客の入れ替えが進まず入場規制になってしまう。

TIFの時は、イコノイを見たい田舎のオタクがわざわざ東京にやってきて、何時間も並んだのに、結局、入場規制で中に入れず、結局、何も見ずに地元に帰ることになったというエピソードが拡散され、TIF運営に対する猛烈な批判の声が高まった。

今回、アトジャ運営はその時の批判の声が再現されるのを恐れているのか、見たいのに見られなかったという人をなくすため、床に貼られた感染症対策のための1人あたりのスペースを示すステッカーを無視して、どんどん前へ詰めろという、感染症対策を無視したアナウンスをしてしまった。
無視したのは感染症対策だけではない。このブルーベリーステージというのは、普段の公演ではあまり使われないスペースということもあってか、空調もほとんど効いていない。熱中症対策もなっていないと言わざるを得ないと思う。

やっぱり、イコノイジョイは複数のステージが同時進行され、入場規制がかかるようなフェスには出るべきではないと思う。
出るなら1ステージ・全席指定制のフェスに限定した方が良いと思う。
今度の週末のIDOL CONNECTはそうしたシステムだし、しかも、ノイミーはトップバッターだから、そうした席取り地蔵の心配もない。
こういうタイプのフェスにだけ出ればいいんだよ。

そんなわけでこのよろしくない環境の中で見たのは以外のアイドル。

●#よーよーよー
まぁ、イコノイジョイのオタのおかげで満員の会場でパフォーマンスすることができて良かったよねってところだろうか…。

●B.O.L.T
CDはかなり持っているけれど、生で見るのは実はこれが初めて。というか、こんな音楽性だったっけ?CDをきちんと聞いていないのがバレバレだな…。

●JamsCollection
前日に続いて見てしまった。しかし、その時はメインのストロベリーステージでのパフォーマンスだったので今回は異なる印象を受けた。ステージの規模に合わせてセトリとかパフォーマンスの仕方とか変えているってことなのかな?

●≒JOY
この時間帯のブルーベリーの混み方を考えれば、ストロベリーに回した方がいいと思うけれど、配信シングル1曲しか出していない新人アイドルだから、いくら、指原莉乃プロデュース、ラストアイドルやSTU48の元メンバーがいるとはいえ、メインに出すのは時期尚早と思うのが普通だよね…。
それにしても、TIFの時も思ったけれど、ニアジョイのオタの民度って低いよね…。呆れてしまう。
平気で声出しするからね。メンバーが“心の中でコールして”と言っているのに大声で騒いでいるからね。これを注意できないメンバーもダメだよ。少なくとも元ラスアイと元STUは経験者なんだから、パフォーマンス中の客の問題行為は注意しようよ!
まぁ、イコノイジョイの運営が普段のコンサートでマスコミ取材時のカメラ映えを意識して女子オタ優遇みたいな感じでチケット当選者を決めているから、こういう入場者の顔ぶれをアイドル運営側が決めらないフェスになると、そうした通常の現場で無視された連中が暴れに来るというのもあるんじゃないかと思う。

そして、再びキウイに移動して、以下のグループを見た。

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●DIALOGUE+
TIFに出る声優アイドル系ユニットは何組もいる。でも、アトジャと同時期に開催されるアニソンのフェス(1ステージ制だけれど)のアニサマに出ながら、アトジャにも出るというアーティストはあまり記憶にない。
アニソン系アーティストなら、この時期はアニサマを優先して当たり前という風潮があるからだと思う。
でも、DIALOGUE+は土曜日にアニサマに出て、日曜日にアトジャに出るということをやってのけているんだよね。
それだけ、単なる声優アイドルユニットではなく、アイドルグループとしてドルオタに支持されているということなんだと思う。
というか、DIALOGUE+のオタの動きを見ていると、アニオタとか声豚と呼ばれる人たちよりも、地下アイドルのオタクに近いように感じる。
まぁ、WACKオタでも最近は自重気味のオタ同士が肩を組んだりして接触する応援をしているのはどうなんだろうかと思うが、地下アイドルのオタにはコロナは風邪論者が多いことを考えると、まぁ、DIALOGUE+のオタは基本、地下アイドルのオタクと同類なんだろうねとは思った。
個人的には、村上まなつがめちゃくちゃ好みです!そういえば、今回はコロナでメンバーが欠けた状態でのパフォーマンスだった…。

この後、ずっと立ちっぱなしで疲れたので、ストロベリーの指定席で座って鑑賞することにした。

●浪江女子発組合
ももクロのあーりんがプロデュースするアイドルグループがあり、浪江の復興支援プロジェクトであるということまでは知っていた。
でも、あーりん自身もメンバーで、B.O.L.Tなどスタダのグループのメンバーが兼任でやっているというのは、ももクロのドキュメンタリー「アイドルの向こう側」を見るまで知らなかった…。勉強不足で恥ずかしい…。まぁ、ももクロで自分が興味あるのは赤と紫だから仕方ないんだけれどね。そして思った。歌っている楽曲はいかにも復興支援って感じだよね。

この後、尿意のため、ちょっとだけ席を外してから、再び、ストロベリーに戻ってきて、以下のアイドルを見た。

●虹のコンキスタドール
金曜日のSpecial Dayに続いての鑑賞。
やっぱり、レパートリーに夏曲が多いアイドルは夏のアイドルフェスで盛り上がるよね。
というか、今までに何回も聞いている“トライアングル・ドリーマー”って、百合な内容も含んでいる曲だったのか…。今まで振り付けばかりに目がいっていて、歌詞をちゃんと意識していなかった…。
そして、スタンディングエリアの一般エリアが9割くらい埋まっていた。この後に出てくるノイミー目当てで場所取りしている連中も多いとはいえ、虹コン終わりで出ていくのも多かったから、それだけ人気があるのだと思う。というか、アトジャの全来場者を調査したら最大公約数的な人気を持つアイドルって彼女たちになりそうな気もする。イコノイやニアジョイのオタは他のアイドルに興味ないのが多いからね。

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●≠ME
タイムテーブル上では虹コンとノイミーは直結なのに、何故か、虹コンのパフォーマンス終了とノイミーのパフォーマンス開始の間に時間があった。おそらく、虹コンを見終わって出ていく観客の移動と、何とかノイミーを見ようと待機している観客の入場の時間を見計らっていたのでは?
本当、アトジャ運営はイコノイジョイのオタに気を使いすぎだと思う。
そんなに、TIFで田舎から来たイコノイジョイのオタが何も見ずに帰っていった騒動がトラウマになっているのだろうか?
そして、ニアジョイのオタ同様、ノイミーのオタも民度が低かった。まぁ、ニアジョイのオタとノイミーのオタはニアリーイコールだしね。
ただ、夏っぽいイメージの曲中心のセトリは夏のフェスって感じで良かった(“まほろばアスタリスク”は11月の曲だけれど…)。
それにしても、最近、フェスで“みる何”をやらなくなったのは何故?あまりにも急速にブームになってしまったので、ブームになった曲はブームが終わったらダサいという扱いになるから、イコノイジョイのオタ以外も見に来る現場では避けるようになったのかな?

最後に前夜祭的な金曜日のSpecial Dayも含めた3日間を通して見て気になったことを記しておこう。

シメの挨拶をする時に、特に地下・半地下系のアイドルに目立つんだけれど、“よろしくお願いします”って言うのが多いのは何故?それって普通は最初に言うものだよね。
これは別にアトジャやTIFに限らず、地下アイドルの対バンライブでもよく見かける光景だけれどね。
結局、アイドルの多くはライブそのものではなく、チェキなど物販で稼いでいて、物販はパフォーマンス後に行われることが多いから、物販に来て金を落としていって欲しいという本音がつい、シメの挨拶を“よろしくお願いします”にしてしまっているのだろうか?

それから、オタクの方も、まだ、推しのアイドルが挨拶している最中なのに、そそくさと退出するのが多いよね。個人的には、舞台からハケるまで推しを見ていたいと思うんだけれど、そう思わない人が多いようだ。そのアイドルの物販に誰よりも早く並びたいとか、別の推しが出るステージに1秒でも早く着きたいという思いが強いのかな?ちょっと理解できないんだけれどね。

とりあえず、全体を通しては、TIFよりも満足度は強かった。決して、メンバーの表情までは把握できない席になる可能性はあるとはいえ、指定席を購入すれば、メインステージは必ず見られるし、特定のアイドル以外にはあまり興味がないような人はTIFの惨状を受けてVIPエリアのチケットを購入するようになったせいか、メインのスタンディングエリアはほとんどの時間帯で余裕のある状態になっていた。

これは、アトジャの運営が去年のステージ運営や直近のアイドル博やTIFで批判されたことを反面教師として活かした結果だと思う。

とはいえ、天空レベルのアイドルの扱い方は今後も検討課題が山積していると思う。
かつてライブモンスターと呼ばれたHKT48ですら、今回のアトジャではガラガラだった。つまり、フェスにAKBグループを出演させても、そこまで集客力には繋がらないということだ。ハロプロやスタダでもほとんど混乱はなかったように思えた。
今回のアトジャには坂道シリーズが出ていないので坂道の集客の仕方がイコノイジョイ寄りなのか、AKBグループ寄りなのかは結論を出しにくいが、TIFの状況を見るとイコノイジョイ寄りな気もする。

イコノイジョイのオタ、特に若い男は民度が低い上にDDが少ないから、入場規制の原因の多くは彼等によってもたらされていると言っていいと思う。

なので、アトジャ運営は、まずはイコノイジョイ(場合によっては坂道も)をどうするかを次回の最優先課題として取り組むべきだと思う。

個人的にはイコノイジョイを出すのはやめた方がいいと思うけれどね。

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《追記》
3日連続で新幹線に乗ったのって初めてだ。
まぁ、3日とも品川から新横浜の1駅だけの乗車だけれどね。
東京東部(山手線東部から下町)に住んでいる人間にとって、新横浜に行くのって私鉄・地下鉄やJR在来線だと時間もかかるし、乗り換えも何度もしなくてはいけないルートばかりなんだよね。だから、特急料金はかかるけれど、品川(もしくは東京駅)から1駅(もしくは2駅)だけ新幹線に乗る最短ルートを選んでしまうんだよね。

自分の場合、自宅から近い京成曳舟から新横浜まで新幹線を使わないで行くと1時間半以上かかることもある。
でも、品川から新横浜までの1駅だけ新幹線利用だと、乗り換えや待ち合わせの時間を含めても1時間程度で済む。この差は大きいよね。

ちなみに、2日連続で新幹線に乗ったことはある。2015年にHKT48の横アリ2 days公演に参戦した時のことだ。
アトジャの全日程というか複数日に参戦したのは今回が初めてだから、こういう3日連続乗車という状況になったんだけれどね。
というか、新横浜なんて、横浜アリーナか日産スタジアムで開催のライブに参戦する時以外、行く用事なんてないからね…。

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