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「TOKYO IDOL FESTIVAL 2021」10月2日(土)は不満だらけだった…

ツアーのチケットは全然、当選しないから、TIFで見ようと思っていた櫻坂46のステージは会期初日のステージが台風の影響で全て中止になってしまったので見ることができなくなった。
このほか、初日にはNMB48やNGT48、CloudyCloudyも出演予定だったが、当然、これらも見ることができなくなった。

そして、3日目のメインステージの終盤戦は3時間以上にわたる4組のステージとフィナーレのセレモニーがセットにされてしまい、しかも、抽選により当選した者だけが手にすることができる整理券がないと入場できないというシステムに後出しで変更され(多少、当日配布の整理券もあるようだが)、このセットメニューに組み込まれてしまった=LOVEのステージも見ることは事実上、不可能になってしまった。
当然、このセットに入っている乃木坂46や日向坂46、AKB48も見られない。

これだけ見られない状況が続くと、2日目以降に出るAKBグループのステージもどうでもよくなってきてしまいそうだ。まぁ、3日目のHKT48となこみくだけは見たいと思うが、この状況だと入場できるかどうかも怪しいよね。イコラブとかAKBをはじかれた人がかわりに見に来る可能性もあるしね。

そして、緊急事態宣言が解除されたので、観客の気が緩むのも確実な情勢だから、世間一般的には厄介イメージのあるオタクが多いWACK系アイドルのステージも避けたい気分も増している。ましてやスタンディング仕様の屋外ステージではね…。

なので、モチベーションはめちゃくちゃ下がっている。TIFに合わせて、TIF明けの月曜日の仕事を休みにしてもらっていたのにね…。

そんな、乗り気のしない状態の中、会場に向かったが、思ったよりも早く着いてしまったので、見るつもりのなかったTシャツ付きチケット購入者限定のステージまで見てしまった。

いくら、Tシャツ購入者限定ステージだからって、観客に上着を着ている場合は脱げと言っているのはどうかと思った。会場が換気されている際に寒いと感じる人だっているわけで、そういう人は上着を着たり脱いだりで調整しているわけだから、寒さで風邪ひいたらどうすんだよ!感染症対策より見映えが優先かよ!

あと、観客の感染症対策も酷いな。ぺちゃくちゃしゃべっている奴らだらけ。アイドルのパフォーマンス中に振りコピして暴れているのもいるし(さすがにスタッフに注意されていた)。
しかも、こういう連中のほとんどがウレタンマスクで鼻出し野郎なんだよな。ウレタンマスク禁止と言っておきながら、入場させてんじゃねぇよ!

本当、運営も観客も感染症対策してないよね。

というか、激しい応援を禁止するなら、スタンディングさせないで、着席鑑賞を義務付けろよって思う。そう考えると、いまだに着席鑑賞を義務付けているイコノイの運営って優秀だな。

まぁ、このステージで1日遅れの開会宣言が行われることになり、それによってチェアマン(本当はウーマンだろ!)の長濱ねるを見ることができたので、まぁ、いいかって感じではあるが。

あと、このステージはピンク色担当メンバーを集めた「ピンク祭り」ってやつだったが、やっぱり、ピンク担当メンバーって可愛いよね。

それにしても、メインステージとなっているZepp DiverCity、着席モードなんだね。フルキャパにしても1102席でしょ。

そこから、高額チケット購入者の優先席や、関係者・マスコミ向けのスペースも割くわけだから、そりゃ、3日目の終盤に乃木坂、AKB、イコラブ、日向坂が集まるステージなんてやれば、ほとんどのファンが入場できなくなるわけだよね。

ちなみに、このTシャツ購入者限定ステージに続いて、Zepp会場で虹のコンキスタドールを見た。

やっと虹コンを見ることができたって感じだ。

最近の他のアイドル系フェスの時は、彼女たちの出演時間帯と自分のスケジュールが合わなかったからね…。
コロナ禍になっても高品質の夏曲を発表し続けているアイドルといえば、スパガか虹コンって感じだけに、やっぱり、本来のTIF開催時期である夏に見たかったという気がするかな。
それにしても、ねもってあんなに可愛いかったんだな!
というか、でんぱ組やねもぺろの時よりも、虹コンの時のねもの方が好きかもしれないということに気付かされた。

そして、野外ステージのSMILE GARDENへ移動することに。

これまではZeppから屋外ステージへ移動するには、広場を直行していけば済んだが、それでも駆け足気味に歩いても10分以上は必要だった。
ところが今回は、お台場に青海アーバンスポーツパークが設置された影響で、かなり迂回せなくてははならず、ぶっちゃけ、30分はかかると見ておいた方がいいといった感じだ。

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しかも、SMILE GARDENの入場口では飲み物検査というのを実施している。はっきり言って意味不明だ。来場者が危険物を持ち込むのを防止するためという名目らしいが、スタッフの前で一口飲ませるというのは理解できない。

全然、感染症対策をしていないよね!

観客がマスクを外して、スタッフの前で飲み物を飲むんだから、それって、観客とスタッフの両方の感染リスクが高まっているよね。
いい加減にしろ!

そして、鑑賞スペースも1人ごとに柵というか、ビニール紐というか、そんな感じのもので区切られているので入場できる人数も限られている。だから、鑑賞スペースの確保に時間がかかり、全然、見たいものを見ることができない。

あと、この日の野外ステージはWACK系のアイドルが複数出演するから、WACKのオタクが出番前から陣取ったり、場合によっては荷物を置いて場所取りして本人はどこかへ行ってしまっているなんてこともあって、全然、スペースがあかないんだよね。

やっぱり、WACKでも坂道でもAKBでもスタダでもハロプロでもそうだけれど、同系列のグループを複数登場させるってのは、フェスではやめた方がいいのでは。結局、同系列のグループは全部見ようって、場所取りするのが出てくるしね。

というか、屋外ステージに限らず、フジテレビ湾岸スタジオ屋上ステージのSKY STAGEや同屋内ステージのDOLL FACTORYでも入場制限がかかっている。

見たいものが見られないオタクだらけなのでは?

とりあえず明日も行くとは思うが、この調子だと、明日の屋外ステージのHKTやノイミーは見られないかもしれないな。
ましてや、屋内ステージのなこみくなんて無理だろうな…。

全然、面白くないな。仕事などの都合で行けないならともかく、会場にいても見たいもののほとんどが見られないんだしね。

多分、TIFに行くのは今回が最後になりそうだな。

後出しジャンケンのレギュレーション変更が多いとか、中止・延期になっても払い戻しされない可能性があるとか、入場制限だ整理券だというのが多くてチケット発売開始早々に購入しても見られないステージが多いとなると、大金払う意味ないしねって思うかな。

今年開催された他のアイドル系フェスと比較してみよう。

@JAM EXPOは高額チケット購入者以外の全員に一旦、座席を与えて、それとは別に、時間帯ごとに区切ったアリーナ席で鑑賞するためのチケットを抽選で配布するという方式を取った。
これに関しては、チケットを持っている人間全員がメインステージに来場したとしてもどうやっても空席ができてしまうという運営やアイドル側からすれば見映え的に物足りないものとなってしまう。
その一方で、観客としては少なくとも、メインステージ登場のアイドルに関しては必ず見ることができるという利点はある。
ただ、メインステージ出演アイドル間のつなぎとして、メインステージ横のサブステージで出演するアイドルは、高額チケット席もしくは抽選で手に入るアリーナ席の前方の方でないとほとんど見ることができないし、メインステージもしくはメインステージ横のサブステージ以外のステージは全て抽選制になってしまった。しかも、こうしたステージに出るのは、地下以上地上未満のクラスのアイドルが多いから、そういうアイドルのファンにとっては不満だらけだったのではないか。

そういう意味では不公平さが一番なかったのは、実質1ステージで座席指定制となった六本木アイドルフェスティバルだと思う。少なくともチケットを持っているのに、抽選制にされたり入場規制をかけられたりという理由で見たいアイドルを見られないということはないからね。まぁ、オープニングからエンディングまで全部見る人ばかりではないから、客席を映した時にガラガラに見えることもあるので、マスコミ的な見映えは良くないとは思うが。
あと、座席指定だから換気による入れ替えタイムというのもほとんどなく、ほぼノンストップで進行するので(途中で15分くらいの休憩が1回あっただけ)、トイレに行くタイミングが難しいというのもあるかな。途中でガマンできずに、司会がお知らせコメントを話している最中に行ってしまったけれど。

まぁ、コロナ禍のフィジカルでのフェス開催というのは手探り状態なんだろうけれど、どれも満足はできなかったかな。中でもTIFは酷いね。

フィジカル開催では7大会連続の参加だが(最初から1日分のチケットしか買わなかった年や、全日分のチケットを買ったのに全日行けなかった年、そして、今年のように会期中に中止となった日程がある年など色々なケースはあるが)、今年ほどつまらないと感じた年はないね。
確かに、どの年だって、見たいと思った全てのステージが見られたことなんてないけれど、今年は例年以上に見られないステージが多すぎだった!

今回でイメージは最悪になったから、来年は行かないかもしれないね。@JAMや六本木には行ったとしてもTIFには行かないかもしれない。

そもそも、コロナ禍では、お台場地域のこじんまりとした会場でフェスなんてやるべきでないんだよ。だから、客がさばけないんだよ!
というか、元々はフジテレビの夏祭りの中の別枠イベントみたいなものだったのが、いつの間にか、こっちの方がメインみたいになってしまったからね。だから、もう、お台場を離れてやってもいいと思うんだよね。
日テレの@JAMは横浜アリーナで、テレ朝の六本木アイドルフェスティバルはLINE CUBE SHIBUYA他で、といった具合に局の所在地とは違うところでやっているんだしね。

話は戻るが、虹コンの次にやっと、きちんと見られたのが屋外ステージに登場した22/7だった。

卒業を発表しているメンバーもいるので、今のうちに見ておこうと思ったが、鑑賞した位置がイマイチだったので、あまり堪能できなかった。
それはさておき、同じ声優アイドルという括りでも、イコラブよりは声優活動をきちんとしているよねとは思うかな。
ただ、アニメ「22/7」は謎だらけの状態で終わってしまったので、とっとと2期を作ってほしいと思っているのだが、どうなったんだ?
メンバーの卒業が相次いでいるから、それどころではないのだろうが。

その後、一旦、屋外ステージを出て休憩しようかと思っていたが、どのステージも入場規制状態なので、一旦、外に出て屋外ステージに戻ってきても入れない可能性がある。しかも、屋外ステージでは入るたびに、スタッフの前でマスクを外して、手持ちの飲み物を飲まなくてはいけないという感染リスクが高まる意味不明なことをしなくてはいけない。

なので、しばらく屋外ステージにとどまり、見る予定のなかったアイドルカレッジと寺嶋由芙を見ることにした。

今回のTIF出演者の中で寺嶋由芙が唯一のソロらしい。まぁ、バーチャルアイドルは除くとか、中止になった1日目に出演予定だった佐々木彩夏は本業がももクロだからカウントしないとか、チェアマンの長濱ねるは現在の職業はアイドルではないとか、そうしたエクスキューズを入れた上でのカテゴライズであるとは思うが。

ところで、眉村ちあきは今年は出ないんだね。まぁ、最近の彼女の楽曲の音楽性は弾き語りトラックメイカーアイドルという肩書きがそぐわない感じになっているしね。去年の武道館公演やその直前に出たメジャー3rdアルバムで、既にその傾向はあったけれど、今年になってから、その傾向はさらに強まったって感じかな。

そして、寺嶋嬢の後に見たのが元々、見るつもりだったラストアイドル。

長月ちゃん卒業後に見るのはこれが初めて。というか、これまでといっても、2年前のTIFと今年のメンバー出演舞台を見ただけなんだけれどね。
長月ちゃんの卒業理由って、結局、恋愛ネタが出る前の防護策だったんだというのが分かって、正直ガッカリしている。

それはさておき、“愛を知る”を初めて生で聞くことができて感動した。
“生きてりゃいいことあるもんさ”という、この曲が訴えるメッセージはコロナ禍を生きる我々に響くよね。
コロナ禍になってから毎日、目覚めるたびに、“今日も生き延びることができた”って感じるようになっているしね。

ただ、全曲歌い終えた後の挨拶で“よろしくお願いします”って言うのは絶対に違うと思うぞ。

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そして、ラスアイを見た後、屋外ステージからメインステージのZeppに戻ろうと思ったが、入場規制でなかなか入れなかった。会場の外に行列を作らせておいて、何が感染症対策は十分にしているだ!いい加減にしろ!

しかも、この運営をマンセーしているオタクが多いのも意味不明だ。結局、厄介オタクみたいな奴はコロナは風邪論者だから、大行列なんて何でもないと思っているんだろうね。勝手に自分たちだけで〇んでくれ!

そして、やっと中に入れたと思ったら用意されている座席以上の観客を場内に入れているからなのかどうかは知らないが、立ち見客だらけだった。

全然、感染症対策をしていないよね!

しかも、荷物を隣の座席に置いて、本来座れるべき人を立たせている不届きなヤツ(女だけれど)や、アイドルの歌唱中に声を出している輩(こっちは男)もいた。まぁ、アイドルの煽りにのせられたような部分もあったけれどね。

つまり、運営、アイドル、会場、観客、どいつもこいつも感染症対策がなっていないってことかな。

そのやっと再入場できたZepp会場で唯一、きちんとまともに見られたのが、SUPER☆GiRLSだった。
何か最近、自分は阿部ちゃん推しになっているような気がする。
というか、しょっちゅう、メンバーが変わるから、今のスパガで顔と名前が一致するようなメンバーが他にいないというのもあるが。

それにしても、虹コンもそうだし、このスパガもそうだけれど、夏曲の神曲の多いアイドルって、こういうフェスでは盛り上がるよね。
それだけに、やっぱり、10月ではなく、いつもの夏に開催してほしかったなってのはあるかな。まぁ、五輪パラリンピックのせいなんだけれどね。

それから、スパガで唯一、ドルオタ以外にも知られている楽曲といってもいい“MAX!乙女心”も今回歌われたけれど、本当、何でこれで一気にブレイクできなかったのか謎だよね。
この曲って、イトーヨーカドーの“いってみヨーカドー”キャンペーンの2011年のCMソングだったんだけれど(もう10年ということに驚き!)、その前の2010年のCMソングはAKB48の“ポニーテールとシュシュ”だったんだよね。

ポニシュ新規って言葉があるくらい、ポニシュをきっかけにAKBのファンになったり、それまではバカにしていたけれど、この曲を機にハマりだしたりした人が多かったんだよね。自分もその一人だしね。

そして、“MAX!乙女心”も結構、楽曲として注目されたんだから、AKBとまではいかなくても、それに迫る人気アイドルになれるくらいのポテンシャルはあったはずなんだよね。

何故、それ以上のブレイクを果たせなかったのか本当、謎だな…。元メンバーには人気タレントとして活躍している人が何人もいるし、コンスタントに神曲レベルの夏曲をリリースしているしね…。
まぁ、夏曲以外の楽曲で低迷していた時期はあったけれどね。

そして、このスパガを見終わった時点で、“もういいや”という気分になり、会場を去ることにした。滞在時間は5時間半ほどということになった。

TIFといえば、鑑賞中や移動中などにあまりの暑さで汗がダラダラ出ることから、滞在中(帰りのゆりかもめを含む)に何本もペットボトル飲料を消費してしまうことが多く、朝から夜までいたら7〜8本は飲んでしまうこともあるが、今回は5時間半の間にたった1本と半分程度を飲んだだけだった。しかも、飲み干した1本は小さいサイズだ。いくら、この日は台風一過の暑い日だったとはいえ、さすがに10月だから、8月上旬頃の通常の開催時期ほど汗も出ないし、日焼けもしなかったってことなのかな。

《追記》
というか、自分が去った後、悪天候により屋外ステージでのパフォーマンスは中止になったのかよ…。
1日目の全ステージ中止に続き、2日目は一部ステージが中止かよ。
ますます、来年は行く気がしないな。

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