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「ヨドンナ3 ヨドンナのバレンタイン」上映会&スペシャルトークショー 19:30~

「魔進戦隊キラメイジャー」というコンテンツはこれまで劇場上映作品しか見てこなかった。
そんな自分でも、この作品がここ最近の戦隊ものの中でも格別に愛されているものであることはなんとなく感じている。

ちょうど、コロナ禍に入った頃に放送開始となった(=在宅率が高かった)ので、熱心に見ていた人が多いというのもあるのだろうか?
もしくは、アイドル的人気を誇る声優の水瀬いのりがヒロイン的な役で出演していることで(勿論、声の出演)、普段の戦隊シリーズ以上にオタクの注目度が高かったのだろうか?

そして驚いたことがある。それは、キラメイジャーで戦隊ヒーローを演じた役者陣のその後の進路だ。
キャリア初期に戦隊シリーズや仮面ライダーシリーズなど特撮作品に出演し、その後、人気俳優になった人は男女問わず多数いる。
その中には個性派俳優とか演技派俳優と呼ばれるようになった人もいるし、汚れ役や濡れ場を演じる人だっている。
でも、キラメイジャーの劇場上映作品では最新作にあたる(イベントでの上映のみの本作など「ヨドンナ」シリーズを除く)「機界戦隊ゼンカイジャーVSキラメイジャーVSセンパイジャー」から丸1年も経っていないのに、キラメイジャーの赤担当・小宮璃央と緑担当・新條由芽が揃って、「アカイリンゴ」というエロドラマに出ているのはかなりの衝撃だと思う(関東ではテレビ放送されていないので配信で見るしかない)。
しかも、新條が小宮の股間を触るシーンがあるんだからね…。こういうのって、普通、キラメイジャーのイメージが薄れた頃に出るものでは?というか、同じチームの2人が揃って同じ作品に出る、しかも、その2人の間でエロいシーンがあるってのは考えられないよね…。話題作りはうまいと思う。
それにしても、新條演じるウチュラのエロ可愛い感じは本当たまらない。風俗嬢にいそうなタイプだしね。

話を本作に戻そう。本作はキラメイジャーの人気キャラ、ヨドンナを主人公にした配信用スピンオフシリーズの第3弾だ。ちなみに自分は前2作は東映特撮ファンクラブにも入っていないし、特別上映も応募しそこねたので見ていない。

そんな、にわかファンが本作のようなコアな作品を見てしまっていいのだろうかという不安もないことはないが、とりあえず、初めて入る会場のシアターGロッソに向かった。

自分の不安は的中してしまった…。
これはライト層が参加していいイベントではなかった…。

バレンタインデーの話なのに、ホワイトデー直前に上映イベントをやるっておかしいなって思ったんだよね…。
結局、これって東映特撮ファンクラブの配信で何度も何度も見た人向けのイベントだったんだね。
 
今回初めて見る人、配信で1回見たけれど大スクリーンで見たい人、そういう人はターゲットではないようだ。

本編上映中、ずっとキャストが生コメンタリーと称して話していたからね。
ぶっちゃけ、本編のほとんどの台詞が聞き取れなかった。

上映はきちんとした上で、トークショーや余興をして欲しかったというのが本音かな…。

まぁ、完成披露試写会とか配信に先駆けての先行上映でないから仕方ないのかも知れないし、コアなファンはこういう形式を歓迎しているのかも知れないが、それなりの入場料を取っているんだから、本編はきちんと見せて欲しかったな…。

まぁ、トークショーや余興の部分は面白かったけれどね。あと、桃月なしこってヨドンナの時と、普段の桃月なしこの時では全く違う人に見えるし、ある程度スタントは使っているんだろうが、本編を見ている限りでは結構、アクションも頑張っているように見えた。その辺は感心した。

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