JAPAN IDOL CONNECT FES 2022
出演アイドルの顔触れは登場順に以下の通り。
≠ME
FRUITS ZIPPER
CROWN POP
真っ白なキャンバス
STU48
青山Rabness ※
代々木女子音楽院 ※
鈴音ひとみ ※
わーすた
ナナランド
NGT48
クマリデパート
SUPER⭐︎GiRLS
Luce Twinkle Wink☆ ※
まねきケチャ
でんぱ組.inc
※は協賛およびMC推薦コーナー
AKBグループおよび暖簾分けしたノイミーは天空アイドル扱いとして30分枠を確保。
協賛コーナーやMC推薦コーナーは10〜20分と短くなっている。Luceのようなドルオタならある程度知っているアイドルでも15分枠しかない。
それ以外は、スパガやわーすたのようなエイベックス所属だろうと、トリを務めるでんぱ組だろうと、地下アイドル扱いされているグループだろうと25分枠という設定になっている。
まぁ、芸人の前説はおしていたし、明らかにおして進行していたアイドルもいたのに、休憩入りの時間と終演の時間はほぼオンタイムだったし、アイドルの入れ替わりの時間は待たされることが多かったから、持ち時間を使い切っていないアイドルも多かったのでは?特に秋元系はそんな気がした。
アイドル業界で天空扱いされるのは秋元系と暖簾分けしたイコノイジョイ、それから今回は出ていないが、ハロプロやももクロくらいなんだろうね。
あとは、メジャーレーベルから楽曲を出していようが、半地下だろうが、地下だろうが関係ない。
さらに、協賛系のコーナーはお情けで出してやっているんだから、天空の半分の持ち時間でも感謝しろという分かりやすいアイドル業界の力関係を感じることができるタイムテーブルだった。
先日行われた@JAM EXPO 2022の前夜祭も似たような割り振りではあったが。ただ、このラインナップであれば、現在の勢力図では最も人気があると言ってもいいノイミーがトップバッターなのは謎だけれどね。まぁ、スペシャルゲスト的な感じなんだろうね。
それにしても、ノイミーのオタってマナーがなっていないな。人の前を通る時、普通、“すみません”と言うか、言わないにしても、お辞儀くらいするだろ!
それから、@JAM EXPOの前夜祭の時にも思ったけれど、こういうアイドルフェスを指定席制にしても、結局、オタク同士で連絡取って、推しの時に良いポジションで見られるように交換しあう奴等とか、空いていると思われる席に勝手に着く連中が必ず出てくるんだよね。
こういうのは許せないけれど、フェスとか対バン形式のライブで、しかも、ステージと並行してチェキなど物販が行われていれば、どうしても途中で席を立つ人がいるわけだから、空席が出来るんだよね。
アニサマみたいに2〜3曲歌って間髪置かずに次のアーティストが登場し、その後、また、コラボとかなんかで再登場するアーティストもいるみたいな感じで、時間で区切られたタイムテーブルがないフェスなら、観客が席を外すことはないけれど、これはそういう形式ではないからね。
だから、チケットの価格に合わせて大雑把にブロックだけ決めて、席は自由席制にした方がいいんだよ。
まぁ、自由席にすると、TIFのようにすぐに入場規制がかかって見たいものが見られなくなる恐れも出てくるんだけれどね…。
そして、この空席が出来たのをいいことに、公式なのか、アイドル側の関係者なのか、取材のマスコミなのか知らないが、カメラマン連中が全く悪びれる様子もなく、客席を占拠して撮影しているんだよね。
本当、落ち着いて見ることができなくてイライラした。あと、一歩でも自分の目の前に近づいて来ていたら怒鳴っていたと思う。それくらい、ストレスを感じてしまった。
で、何故、カメラマンどもが侵入してくるほど、空席が出来るかというと、推し以外のパフォーマンスを見ない連中がいるからだ。
具体的に言うと、ノイミーとSTU、NGTのファンだ。
開演時、隣にいた女子2人組はノイミーとNGTしか見ていなかったしね。
そういう連中のせいで、フェスが終盤戦(トリを含む)になっても空席祭りというありえない状況になってしまうんだよね。
彼等・彼女たちは他のアイドルに興味がないのが多すぎる!結局、TIFの入場規制問題もこうした連中のせいで起きているんだよね。他のアイドルを見る気もないのに、出番の何時間も前から場所取りするから、他のアイドル目当ての人やDDが入れなくなってしまう。
やっぱり、イコノイジョイとか秋元系アイドルはアイドルフェスに出すべきではないと改めて思った。
それでは、今回のフェスのパフォーマンスで印象に残ったことを記しておこう。
● ≠ME
MCとして登場した芸人が前説で“みる何”のフリコピをしていたのに、この曲をパフォーマンスしないのは何故?というか、最近、ノイミーは“みる何”をやらないよね。同じく盛り上がる曲である“かき氷”はカレンダー上で9月になったから今回はやらないというのは理解できるけれど、最近の“みる何”軽視は何?みるてんが目立つのが面白くないのか、ノイミー運営は?
ただ、“まほろばアスタリスク”と“君はスパークル”(“チョコレートメランコリー”カップリング曲)といったアニソンマナーで作られた爽快感のあるナンバー2曲を続けてやるのって、なかなか気持ち良くていいよね。
そういえば、今回は11列目で見たが、ここまでの好位置で見られたのって、2019年のTIFでのお披露目以来かも。
●FRUITS ZIPPER
こちらはノイミーと違って、SNSでバズった楽曲“わたしの一番かわいいところ”をやった。フェスというのはライト層やほとんど知識がない人にもアピールする場なんだから、ちょっとでも知られている曲をやるのが正解だと思う。ノイミーは自分たちのオタが喜ぶセトリばかりしていてはダメだと思う。
ところで、このふるっぱーには元HKT48の月足天音がいることでも話題になっている。そして思う。HKTって、人材が豊富だけれど、運営がその人材を活かせず、すぐに飼い殺し状態にしてしまうんだよね。だから、次から次へと優秀な人材が流出してしまうんだよね。明らかに、他のAKBグループより人材が豊富なのに、それを活かせないんだから呆れてしまう。
●青山Rabness、代々木女子音楽院、鈴音ひとみ
協賛ステージに登場した3組だが、何故、MCがいるのに、 MCによるアイドル紹介とか質問コーナーとかがなく、淡々と3組のパフォーマンスを続けるだけで終わりなんだ?しかも、3組のパフォーマンス終了後の休憩タイムにMCはトークをしているし、構成がデタラメだね。
ところで、鈴音ひとみは今回のフェス出演者では唯一のソロアイドルだが、彼女はシンガーソングライターアイドルと名乗っているのか。
以前、似たような肩書き(トラックメイカーアイドル)を名乗っていた眉村ちあきは2020年12月に通常のおよそ半分のキャパで武道館公演をやって以降、アイドル路線をやめてサブカル路線に走ったようなところもあり、TIFのようなアイドルフェスにも出なくなったし、正直なところ。勢いも失速したと思う。というか、曲がつまらなくなった。
鈴音ひとみにはそうなって欲しくないなと思う。というか、ルックス的にもアニソンに特化した方がいいと思うな。実際、アニソンも歌っているわけだし。
まぁ、ソロアイドルが減った理由というのはアイドル不遇の90年代に、小室哲哉やエイベックスが80年代ならアイドル扱いされていた歌唱力があると思われる女性歌手(華原朋美、安室奈美恵、浜崎あゆみなど)をアーティストっぽい感じでデビューさせたこともあるけれど、それ以上に大きな要因は声優歌手やアニソン歌手の音楽活動が80年代までのソロアイドルっぽい感じだったから、すっかり、取ってかわってしまったことにあるのだと思う。
そして、00年代以降、声優やアニソン歌手のアイドル化はさらに加速したから、ソロアイドルの出る幕はなくなった。
また、レコード会社や芸能事務所がCDを複数枚買わせるための特典商法や握手会などの接触イベント商法で稼ぐ方向にシフトしたことも影響している。こういう商法はメンバーが多ければ多いほどCDの売上増に結びつくわけだからね。メンバーが10人いれば、全員集合バージョンと個々のメンバーのバージョンであわせて11種類のアートワークでCDを出せるしね。
話を戻すが鈴音嬢にはアニソンに特化することをオススメしたいと思う。
そういえば、代々木女子音楽院って、以前、地下アイドルの対バンライブで見たことあるな…。
●わーすた
ライブ現場でファンが撮影するのはOKという“ワールドスタンダード”な戦略を取っていて、開演直前の時点では、今回のフェスで唯一、撮影可能ステージとアナウンスされていたのに、彼女たちの出番の直前になって、撮影不可と告知された。
本フェスの運営が古くさい日本の芸能界思想だからNGを出したのかと思ったりもしたが、ステージを見て、不可になった理由が分かった。
メンバーの1人が眼帯をしているからか。不完全な状態のメンバーの容姿を拡散されたくないってこと?でも、それって、病人や障害者を差別しているだろ!
●ナナランド
そして、わーすたのレギュレーション変更をチャンスと思ったのかどうかは知らないが(会場でアナウンスされなかっただけで、元々、そうするつもりだったのかも知れないし)、たった1曲のも、しかも、あるパートのみではあるが、彼女たちのステージは撮影OKとなった。
●NGT48
最近、りか姫の顔が認知しにくい。髪の色が変わったというのもあるが、何か顔付きも変わったよね?
それにしても、普段は秋元系アイドルを追いかけていないような半地下系アイドルのオタがNGTでノリノリだったのが印象的だった。
まぁ、オタとのつながり騒動とか、つながりオタを使ったメンバー襲撃疑惑とか、最近のコロナ感染メンバーを明らかにしない運営方針とか、やり方が完全に地下アイドルだから、半地下・地下のオタの方がNGTを受け入れやすいのかも知れないなとは思った。
それにしても、こういう代表曲を凝縮したフェス仕様のセトリで聞いてみると、改めて、NGTって神曲が多いよねって感じた。
●SUPER⭐︎GiRLS
この辺から、客席に侵入して撮影するカメラマンが続出して、落ち着いて見ていられなくなってしまった。いかに、秋元系アイドルやイコノイジョイのオタに他のアイドルに興味がない奴が多いかが分かる。
これまで、スパガはフェスで何度も見ているけれど、ここまでメンバーの顔がハッキリと分かる位置で見たのは初めてな気がする。
それにしても、アベちゃん可愛いな!
そして改めて思う。夏曲の多いアイドルはフェスで盛り上がるよね。しかも、今年の夏曲“Summer Lemon”はこれまでの夏曲を上回る神曲だしね。そうえいば、スパガのファンには曲のイメージに合わせて、ファン全員でペンライトのカラーを統一するみたいな文化はないのかな?HKTなら“メロンジュース”でみんなが緑にするみたいなやつ。“Summer Lemon”なら黄色にしてもいいのにね。
それから、“MAX!乙女心”を聞いたの久しぶりだ!もう、11年も前の曲なんだよね…。
●Luce Twinkle Wink☆
MC推薦ステージなのに、ここにもMC担当の芸人は出てこなかった…。協賛ステージはともかく、ここは出てこいよって思った。ちなみに、この芸人はエンディングも影ナレだけだった。MCいらなかったのでは?
●まねきケチャ
やっぱり、フェスでまねきケチャを見たら、“きみわずらい”は聞きたいよねって思う。
●でんぱ組.inc
でんぱ組のライブを見たのは6年半ぶりだ!
まぁ、実際にでんぱのピークって、その頃だと思うしね。それ以降は主要メンバーの卒業が相次いでいるし、中心人物は産休に入っているし、他グループと兼任する新メンバーも増えたしね。
というか、最近の楽曲はパッとしない…。
今回のステージで2015年リリースの“あした地球がこなごなになっても”を聞くことができて、めちゃくちゃ感動したけれど(一番好きな彼女たちの曲)、実際のところ、この曲はオリコン最高位2位を記録している代表曲だしね。
オリコン2位は2018年の“プレシャスサマー!”でも記録しているがセールスは“あした地球…”を下回っている。ちなみに最大のヒット曲は“あした地球…”の1つ前のシングルで最高位は3位の“おつかれサマー!”なので、やっぱり、彼女たちのライブを見た2016年というのはピークに達した直後であることがよく分かる。
そういえば、ぺろりん先生を生で見たのって初めてな気がする。
というか、最近、でんぱ組のライブに応募しても、全然、当たらないんだよね。FC会員以外の枠がわずかしかないのか、それとも、女子人気とか若者人気をアピールするために中年客を排除しているのかは知らないけれどね。
それから、この前のTIFはイコノイのオタが詰め掛けたことによる入場規制で見られなかったし、アトジャは他のスケジュールの都合で見られなかったから、やっと見られたって感じだった。
何故か、毎回、TIFやアトジャの彼女たちの出番が自分のスケジュールとうまくハマってくれないしね…。
《追記》
ペットボトル、ビン、缶など危険物の持ち込み禁止とか言っておきながら、場内で売っているのおかしいだろ!
結局、場内で買わせたいから持ち込み禁止にしているだけなのに、何が安全対策だよ!ふざけんな!
しかも、退場時に試供品のペットボトルまで配っているしさ…。
デタラメもいいところだ!
ところで、行きは昼間なのにドア・トゥ・ドアで2時間近くかかったが、帰りは夜なのに、1時間半程度で済んだのは何故?
まぁ、立川駅のホームに着いた瞬間、電車がホームにいたし、乗り換えのたびに、ちょうど目の前に電車がいるって感じだったから、待ち時間がなかったというのが大きかったんだとは思うが。
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