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舞台「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」

桃月なしこは可愛いと思う。
まぁ、彼女の当たり役・ヨドンナとしての演技はキラメイジャーのVシネ作品の先行上映で見たくらいなので、自分は彼女について語る資格はないのかもしれないが。

また、市川美織もフレッシュレモンになりたがっていたNMB48時代は可愛いと思っていた。
でも、特別推しというわけでもなかったので、こちらについても自分には語る資格はないのかもしれない。

でも、本公演のビジュアルを見ると、桃月なしこ演じるあなると、市川美織演じるめんまがめちゃくちゃ可愛く見える。なので、思わずチケットを購入してしまった。というか、桃月なしこの制服姿はめちゃくちゃ可愛い!

内容はぶっちゃけ、テレビシリーズの総集編みたいな感じだった。2013年公開の映画は総集編的内容にプラスして後日談があったけれど、本作は完全に総集編って感じ。

だから、舞台セットもコロコロ変えなくてはならず慌ただしい感じになっていた。だから、正味2時間程度の舞台なのに途中で15分もの休憩が入るんだろうとは思う。

それでも、スタッフの作業が追いつかないのか、演技中にカーテンが落ちてくるアクシデントもあったしね。

それから、超平和バスターズの6人の子ども時代をきちんと子役に演じさせているのにもかかわらず、演技は動作のみで、声は成長したバージョンのキャストが担当しているというのも謎演出だった。アニメでは女性キャラは子どもバージョンも成長したバージョンも同じ声優が担当していたから、それを意識したのだろうか?

あと、クライマックスのかくれんぼのシーンでは“secret base”が流れなかったが、それでも泣けた。というか、テレビシリーズや劇場版、実写版SPドラマよりも泣けるシーンが多かった。

ところで、退場BGMとして“secret base”がインスト版で流れていたが、だったら、かくれんぼのシーンでそれを使えば良かったのにと思った。
コロナ禍の舞台では座席ブロックごとの規制退場がデフォルトだから、退場BGMが終わる前に座席を離れなくてはならなかったので残念で仕方なかった。だから、尚更、本編で使って欲しいと思った。

コロナ禍の舞台のデフォルトといえば、最前列の席に座っている人(本公演では最前列は使用されていなかったので2列目がそれに該当するが)に
フェイスシールド着用を義務付けるパターンが多いけれど、自分だったら、フェイスシールドを着用しながらの鑑賞なんて嫌だなって思う。
自分にその席をあてがわれたとしたら、多分、最前列でなくていいから、フェイスシールドを着用しないでいい席にしてくれって言うと思う。

そういえば、本作の客層って、男の観客は多分、カップルで来ているのを除けば、

●市川美織目当てのドルオタ
●桃月なしこ目当ての特撮オタ
●原作アニメが好きなアニオタ

のどれかだと(兼任含む)思うが、女性観客の顔ぶれを見ると、そのどれにも見えないんだよね。多分、2.5次元系の舞台に出ているイケメン俳優のファンの女性が多いんだろうね。

そして思った。今まで、2.5次元系舞台のファンって、腐女子とイコールだと思っていたけれど、もしかすると違うのかな?腐女子っぽい見た目の女性観客はほとんど見かけなかったしね。

自分が座っていた席の隣の女性が“何かよく分からないけれど感動した”みたいなことを言っていたのが聞こえたので、おそらく、アニメ版の「あの花」は見たことないんだろうね。

そう考えると、2.5次元系舞台のファンはアニメには興味がない、つまり腐女子とは別の人種と見て良さそうだ。どちらかというと、ジャニオタとか、ホスト好きに近い気がする。

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