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少女☆歌劇 レヴュースタァライト ロンド・ロンド・ロンド

この作品の存在を知った時は、ここ十数年連発されているアイドルアニメ(バンドもの含む)の亜流で、それに宝塚とか「ガラスの仮面」みたいな要素が加わったものかなというイメージだった。

なので、テレビシリーズ第1話を見た時は呆気にとられてしまった。

謎のキリンが支配する世界?

SF的な設定?

バトルもの?

アタシ再生産とかいうフレーズが出てきたりして、明治〜昭和20年までの日本っぽい要素が盛り込まれているが、もしかすると、ネトウヨ向け作品?

とか色々な疑問で頭がいっぱいになってしまった。

そんなこともあってか展開についていけず、というか、毎回のように同じようなバトルが展開されるのにあきて、テレビ版は数話見ただけで離脱することになってしまった。

 実際、前評判の割には盛り上がらなかった印象が強いし、放送中よく聞こえてきた声も、“三森すずこが演技派に思えるほど声優陣の演技が微妙”というものばかりだった。

なので、映画化される。しかも、今回の総集編に続いて、完全新作も公開されるというニュースを知った時には驚いてしまった。

 今回、この総集編映画でテレビ版を見なくなって以降のストーリーも知ることになったが、やっぱり、同じようなバトルを何回も繰り返していると感じてしまった。何度も“まだ終わらないの?”と思ったほどだった。というか、「エンドレスエイト」みたいな展開のパートもあった。要はどこかで見たような話や設定を寄せ集めた内容なんだろうなと思った。

 ただ、“何、これ?”って感じで終わっていたので、完全新作の劇場版は気になってはいる…。

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