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舞台「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」8月11日(金)12:00

普段は滅多に再演された演劇作品を見ることはない。再演版キャストに自分が興味を持っている演者が加わっているとか、ストーリー展開や演出に変更点がある場合は再度鑑賞することにしているが。

本公演は2022年2月に上演された舞台とは異なる台本を用いて上演されているので純粋な再演ではない。確かに2022年版と印象は異なるようにも感じた。具体的にどこが違うと指摘するのは難しいほどの差異ではあるが。ちょっと、テンポは悪くなった気もするけれどね。とはいえ、2022年版というか、アニメ版や実写ドラマ版ともストーリー展開は同じなので、結局、終盤のかくれんぼのシーンを見て涙を流すことになってしまうのだが。

それから、超平和バスターズの6人のうち、めんま役の市川美織と、あなる役の桃月なしこだけ続投というキャスティングもよく分からない。まぁ、この2人に関しては、アニメ版のキャラそのものと言ってもいいくらい、見事なハマリ役になっていたので、この2人が出ていなければ、今回のバージョンでも見ようとは思わなかったけれどね。

それにしても、男性観客が多かった。ジャンルを問わず舞台って、女性観客の方が多いのが普通で、指原系アイドルの2.5次元舞台ですら女性観客が多いのに、本公演は男率が高かった。まぁ、ドルオタ、特撮オタ、アニオタを動員できる作品だから、そうなるのも当然か…。

まぉ、みおりんとなしこは可愛いから、みんな見たいと思うよね。

アフタートークショーとそのままの流れでのお見送り付きだったので満足できたしね。

ところで、じんたんの父親役でラサール石井が出ていたが、脚を引きずっているように見えたがどこか悪いのか?それが気になって仕方なかった。

とりあえず、前回の舞台は何故か冬の上演だっだけれど、ストーリーを考えれば夏から秋のはじめにかけて見るべき内容だし、主題歌「secret base 〜君がくれたもの〜」の歌詞には8月という言葉も出てくるから、この時期の上演が本来の形という気はする。そういう意味では再演版(公式はそういう言い方を避けているようだが)を見て良かったと思う。


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