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シライサン

「アイリッシュマン」、「ワンハリ」、「この世界のさらに〜」、「IT/イット THE END」といった長尺作品には勝てたのに、本作では尿意を覚えてしまった。前半のゾクゾクは怖さで感じたものだが、後半に感じたゾクゾクは確実に尿意だよな…。まぁ、何とか最後までもちこたえられたが…。年に1、2回は映画を見ていて尿意を覚えることがあるんだよな…。だから、長尺ものは警戒してしまう。まぁ、本作は長尺ではないが…。

前半はここ数年に見たどのホラー映画よりも(邦画、洋画問わず)怖いと思ったのだが、途中から設定のガバガバさが気になりだし、それにつられて尿意も気になり、最終的にはうーんって感じになった…。目が破壊される描写も安っぽいし…。まぁ、脚本家のクレジットが面白いのは良かったかな。これがある意味オチなんだろうな…。

とりあえず、飯豊まりえが可愛いから許すか。飯豊まりえはドラマ「電影少女」で可愛いと思ったが、その後の出演映画をチェックするほどまでにはならなかったが、昨秋公開の「惡の華」で気になりだし、続いて公開されたオムニバス映画「夏の夜空と秋の夕日と冬の朝と春の風」でさらに魅了され、遂に本作も続けて見ることになってしまった。

ところで、メインの2人が食卓を囲んでいるシーンの切りかえし、不自然だったな…。あまりにも真正面から撮りすぎなんだよな…。何というか、本来なら2カメ体制で撮影するものを予算がないので1カメで撮影し、しかも、正面に相手役がいないから、こうなったみたいな感じ…。悪い言い方をすれば、学生の自主制作映画とか、学校の授業で作った作品みたいな感じかな。

それから、本作最大の驚きは、こういう映画に、しかも、あの程度の役で染谷将太が出るのか!?ってことかな…。

それにしても、この作品の呪いの主の設定って、某ファンタジーの“名前を言ってはいけないあの人”みたいな感じだよな…。あと、見つめ続けると逃げていくって、さんざんセクシーなことをしておきながら、相手に見つめられると照れて目をそらす風俗嬢みたいな感じだよな…。

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