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≒JOY デビュー・ミニアルバム『きっと、絶対、絶対』発売記念 スペシャル抽選応募企画 ≒JOY スペシャルライブ@東京公演 第2部

当選するとは思わなかった…。

CD購入者を対象に抽選で選ばれた者だけが参加できるスペシャルライブというのは同じ指原莉乃プロデュースの“お姉さん”グループの=LOVEや≠MEもやっているがイコノイジョイのスペシャルライブに当選したのはこれが初めてだ。

基本、CDを何枚も買って何口も応募しないと当たらないし、イコノイジョイは運営サイドが女子人気、男でも20代以下や家族連れに人気というのをアピールしたいから、オーバー30の男の応募者という時点で落選は当確となってしまう。

そんな状況なので当選するとは思わなかった。しかも、会場の銀河劇場のキャパは746人しかない。1部と2部合わせても1500人弱しか入れない(使っていないエリアがあったので実際はもっと少ないと思われる)。
約5000席のパシフィコ横浜での単独ライブや、キャパ2925人とされているが脇や後方の通路もぎゅうぎゅう詰めだったことも考えると実際はもっといたのではないかという気もするZepp Haneda公演を成功させたグループであることを考えると、700人程度のキャパというのは少なすぎるし、しかも、初の自身名義のCD作品リリースを記念したもので、このミニアルバムがオリコン初登場1位を獲得したことを考えると、尚更、当選するなんて奇跡のように思えた。



それにしても、Overtureを除いても9曲も収録されているのにミニアルバムと呼んでいるのは何故?ブルーノ・マーズの現時点での最新ソロアルバムも、シルク・ソニック名義のアルバムもボーナストラックを除くと9曲だけれど、フルアルバム扱いだしね。

そんなこと言ったらクラシックの交響曲なんて1曲しか(正確には楽章ごとにわけられているが)収録されていないからシングルだということになってしまうし、マイルス・デイヴィスの『カインド・オブ・ブルー』は5曲入りだからEPになってしまう。

まぁ、洋楽でもエミネム参加のユニット、バッド・ミーツ・イヴィルの作品もボートラを除くと9曲なのにフルアルバムでなくEP(日本で言うところのミニアルバム)扱いだったし、日本のアイドルの配信作品の中には8曲くらいでもアルバム呼びしているのもあるから言ったもの勝ちなのかな。

あと、ノイミーが初めて自身名義のCD(こちらもミニアルバム扱い。ただ、こちらはニアジョイと異なりタイプごとに一部収録曲が異なっていた)を出した時もそうだが、今回のニアジョイもメジャーデビューという言葉を使っていることには違和感しかない。

ノイミーは“メジャーデビュー”するまで、メジャーレーベル所属のイコラブのCDシングルのカップリング曲として新曲を発表してきた。
同様にニアジョイもイコラブやノイミーのCDシングルのカップリング曲として新曲を発表してきた。

また、ノイミーにしろニアジョイにしろ、“メジャーデビュー”前から配信(ダウンロード及びストリーミング)では自身の名義で楽曲が登録されている。

つまり、今回、“メジャーデビュー”と主張しているものは、メジャーデビューでもないし、CDデビューでもないんだよね。ストリーミング時代になって、昔からの概念は通用しなくなったのだから、メジャーデビューとかCDデビューという古臭い言葉を使うのはいい加減やめればいいのにと思う。

実際、周年コンサートはイコラブはデビューCDシングルがリリースされた時期に合わせてやっているが、ノイミーやニアジョイはお披露目会見が行われた時期に変更しているのだから、CDデビューとかメジャーデビューというものに意味がなくなっていると分かっているわけだしね。結局、このメジャーデビューという言い方って運営サイドでなく、レコード会社サイド=メジャーレーベルの意向なのかな?

ライブ自体は1時間という枠設定だったので、“姉妹グループ”とのコラボ曲を除いた現時点での全レパートリー10曲(Overture含む)をやって終わりかなと思っていたが、“姉妹グループ”の楽曲のカバーもやっていた。現時点ではまだ、自前の曲だけでは1時間も埋められないということか。

でも、カバー曲が少なかった分、パシフィコ横浜での1stコンサートや全国4ヵ所のZeppで行われたツアーより面白かったと思う。
やっぱり、カバー曲で尺を稼ぐライブよりも上演時間は短くてもオリジナル曲の比率が高いライブの方がファンとしては楽しめると思う。どちらのライブでも同じ曲数だけオリジナル曲をやったとしてもね。

早くも今月中には2周年コンサートが行われるが、こちらは会場が東京国際フォーラムだから、本公演のように1時間で終わることはないので、やっぱり、カバー曲祭りになってしまうんだろうなと思ってしまった…。

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