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劇場版 七つの大罪 光に呪われし者たち

劇場版の前作を見ている。
そして、その前作以降、雨宮天が出ている劇場アニメは全作品見ている。
というか、TrySailが好きという理由だけで鑑賞した。

それにしても、上映時間79分で、オマケの短編とかもつかずに通常料金というのはちょっと高いなという気はする。劇場版の前作は99分だから何の問題もないけれど、やっぱり、最低でも85分はあってほしいかなって思う。

まぁ、春に公開されたプリキュア映画は併映の短編を含めても、今回の七つの大罪映画よりも短かったけれどね。

そして、もう一つ驚いたことがある。
劇場版の前作が公開された時は、確かTBS系列のテレビアニメの劇場版だったはずだ(正確にはMBS製作だか)。
なのに、今回はテレ東アニメの劇場版ということになっている(配給は変わらず東映)。

TBSはアニメファンの間では、アニメに一番冷たいテレビ局として親しまれている(正確には憎まれている)。

TBSが製作に名を連ねていたアニメの続編が他局で放送されることも多い。
現在、テレ東で新シリーズが放送中の「シンカリオン」などはこのパターンだ。

また、系列のMBSが製作の作品でも、関東ではTBSでは放送されず、TOKYO MXなどでオンエアというパターンも多い。

続編ものでいえば、「真・中華一番!」の2期がそうだし、本編はTBSで放送されたのに、外伝「マギレコ」はMXなどでの放送となった「まどマギ」もこのカテゴリーに含めていいだろう。

さらに、「ホリミヤ」のように続編やスピンオフでなくても、TBSが放送を拒否したMBSアニメだってある。しかも、「ホリミヤ」は同じMBS製作の実写ドラマ版は普通にTBSで放送しているのだから、これはTBSがアニメを毛嫌いしているというのは否定のしようのない事実だと思う。

そして、「進撃の巨人」や本作「七つの大罪」はさらに悪い意味で進化したタイプだ。
これらの作品は、元々はMBSアニメだったが、TBSが放送しないどころか、MBSすらも権利を手放してしまったというパターンだ。
「進撃の巨人」はいつの間にかNHKアニメになってしまったし、「七つの大罪」はテレ東アニメになってしまった。

「進撃の巨人」も「七つの大罪」も巨人が出てくる作品だが、MBSのコンプライアンス的に何か引っかかるものでもあるのだろうか?

というわけで、どうでもいい話を長々と語ってきたが、その理由は明白だ。
個人的には今回の劇場版を全く面白いと思わなかったからだ。
まぁ、この内容で上映時間90分超えは拷問だよね。

でも、雨宮天の演技は良いとは思うけれどね。

あと、主題歌は良い!
初めてポルノグラフィティ関連の曲を良いと思った。
というか、作詞がスガシカオ、作曲が澤野弘之、歌がポルノグラフィティの岡野昭仁、コーラスに本作の声優である梶裕貴と雨宮天って、めちゃくちゃな組み合わせだが、曲調が2000年代前半の歌ものUSヘヴィ・ロックって感じなのには驚いた。

以上。

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