将来の夢

こんな夜更けに、なんでこんなことをしてるのか

どうやら、時間はあっという間に流れる。
時間をいたずらに浪費するのも罪かなと思う。

大人や偉い人が自分の将来のゴールや筋道を考えておけともいう。
このセオリーを僕は完全に認めているわけでもないのだが。

僕は怠惰な人間だ。
そんな僕が時間をなるべく無駄に使わないためには
そういった「ゴール」や「筋道」について少し考えておくべきかもしれないと思った。

それはきっと僕の旅のしおりになるかなと思って。

サラリーマンとして

サラリーマンはしばらく続けたいと思っている。
プログラマとしての仕事はノイズはあるけど
楽しい発見もある。

「マネジメントとかには興味ないの?」

興味はない。
でも、適正はあると思う。
それでも、現場や技術寄りの人間でありたいと思う。

「起業しないの?」

うーん。やっぱりそんなイメージが湧かない。
ビジネスを通して与えるインパクトに興味が湧かない。
例えば、CAやLINEみたいな
誰もが使うサービスを自分で起こしたいか?
…多分、これはぼくのやりたいことじゃない。

ハッカーとして

コンピュータシステムを意図も容易く掌握し
それを自由自在にコントロールしたり
時には、外から破壊したりすることもできる。
僕のハッカー象はこんな所だ。

これには漠然とした魅力を昔から感じていて、今もそうだ。

ハッカーになるには、コミュニティに所属し、そこで活動すれば
自ずとハッカーとなれるだろう。

ハッカーコミュニティに入るのはそこまで、自分にとってハードルは高くない。OSS活動なり、なんなりの手段でグローバルなコミュニティに参加することはできる。

ただ、僕にコンピュータサイエンスの学位がなかったり
アカデミックなバックグラウンドがないことは負い目だったりする。
でも、そんなにそれ自体には気にならない。
ハッカーとして活動を続ければ、実績や足跡がそういうコンプレックスを塗りつぶしてくれると思っているから。

研究者として

数学やコンピュータサイエンスは好きだ。
自分が捉えれなかった概念を掌握できるようになる感覚が好きだ。

学問はこれまで見えなかったものが見えるようになる
「開眼」のような体験をすることができる。

自分の感性や思考を養うために学問の門を叩くことはいいことじゃないかと思う。

研究者になるということは研究を生業にするということだ。
僕は研究についてよく知らない。
辞書で”研究”について調べることは簡単だが
はたしてそれが自分のやりたいことなのかとか。
よくわからない。

加えて、僕にアカデミックな背景がなく
アカデミックで前提的な下地をつけなければいけないというのも
研究者という道が霧がかっている原因の一つである

アーティストとして

自分が感じていることを形に起こしたいと思ってる。
だから、文章を書くし、人とコミュニケーションもする。

厭世感、死生観、自分と他人。

そういう僕が感じているものを形にしたい

それと僕は音楽が好きだ。

自分にしかできないことをしてみたいと思う。
自分の感性を試したいと思う。

でも、じゃあ僕が作品を作ることが楽しめるタチなのかどうかというのは正直わからない。

幸い、自分の作品を作って公開することはソフトウェアテクノロジーが容易にした。

世のため、人のために何かをしたいと思うか?

思わない。
みんな、「社会貢献こそ天命だ。」
と言わんばかりの顔で経済社会を往来しているように思える。

僕は地球の裏側でアフリカの子供がどういう不幸に見舞われようとなんともおもわなければ、それを助けてあげたいとも思わない。

遠くの人のことを想像して、苦楽を共有できるほど、余裕もなければ、お人好しでもなければ、想像力もない。

多くの人の評価が欲しいか?

正直、欲しい。
一人だけで価値を信じれるほど、僕は強くない。

でも、それはご飯や車の燃料みたいなもので
ご飯のために人生を送っていないし(僕は)
車の燃料も、車を走らせるために必要なだけで
賛同や評価が最終的な目標ではなく、僕の糧になるものだと思っている。

将来はなんになるの?

なんとなくだが、
ハッカーとアーティストになりたいと思う。
あとはやってみるしかないね。

最後に

多分、これからも僕はつまづいたり、迷ったりし続けるとおもう。
その度に、自分を見つめて、言葉や何かのツールで綴ってみる。
そうやって、自分を少しずつ理解していくしかないのだと思う。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?