見出し画像

私は「台湾」が好き。

先月、JR大阪駅に巨大なパネル広告が掲示された。

画像1

中国の妨害によって海外の製薬会社からの新型コロナウイルスワクチンの調達が難航していた台湾に、日本政府が無償でワクチンを提供した。
1人でも多くの日本人に感謝の想いを伝えようと1,046人の台湾に住む一般の人々がお金を出し合い、このメッセージボードを設置してくれた。
多くの人がこのボードの前で足を止めて1枚1枚の写真に添えられた「謝謝」「ありがとう日本」などのメッセージを見つめていた。
こちらこそ、ありがとう台湾!

画像2

今年2月、中国は台湾産パイナップルの輸入停止を通告。台湾は輸出先の97%を占める中国からの経済制裁に窮地に立たされた。
この危機を救おうと、西友をはじめ日本の大手スーパーが台湾へパインを大量に注文。3月上旬の時点で日本向け輸出量の新記録を更新したと言う。
最初は「台湾を応援しよう!」と購入していたのだが、甘みが強く大変美味しい台湾パイン。瞬く間に売り切れ続出のブームとなった。

画像3

ブームと言えば「台湾カステラ」だ。
「澎澎-ポンポン」で購入した台湾カステラ。大きくしっかりした見た目と裏腹に、一口食べれば「シュワ」っと一瞬で溶ける!まさに極上のふわしゅわ食感に病みつきになってしまった。

画像4

こちらは「米米-ファンファン」のピスタチオ入り台湾カステラ。
軽い食感と口どけの良さはそのままに、砕いたピスタチオが良いアクセントになっていて、このようにアレンジされた台湾カステラもオススメだ。

台湾パイン、ワクチン、台湾カステラ、そして東京オリンピックの開会式で「チャイニーズ・タイペイ」ではなく「台湾」と紹介されたことが話題になるなど…2021年は何かと台湾を身近に感じる。

私たちは、2011年の東日本大震災で台湾の皆さんからいただいた200億円以上の温かいお気持ちを決して忘れない。
弱肉強食の国際社会において「台湾」という真の友人がいることを日本人の1人として誇りに思う。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?