さまざまな「しくみ(システム)」に潜む「問題」について

うまくいっているように見えている「しくみ(システム)」にも、「問題」が潜んでいるかもしれない。
この「問題」は、見つけようとしている人じゃないと見つからないし、見つからない問題ほど、実は大きい。

「問題発見」のためには、:

1.「しくみ(システム)」を理解している人にしか発見できない。

2.「想像力」がないと発見できない。
  (そして、知識がないと想像できない)

3.「現状」を把握しベンチマークを比較しないと見えてこない。

4.「視点」を変えて様々な角度から見ないと発見できない。

5.「どこかに問題があるはずだ」と思って探さないと発見できない。

6.「ほぼ」とか、「ほとんど」とか、「など」といった、あいまいな言葉を排除しないと見えてこない。

7.「水面下」にもっと大きな「問題」が隠れていると思わなければ見えてこない。

8.「問題」は「解決した瞬間」に次の「問題」を引き起こす。

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1、2、は、どうなったら困るのかということがわかってないと、それを引き起こす原因を見つけることはできないという基本的なこと。

3、4、5、は、CS思考など、さまざまな分析手法を用いて「しくみ(システム)」に取り組むことで、原因や解決策を見つけることができるということ。

6、7、8、は、「しくみ(システム)」を開発・構築・運用するうえで、あきらめない粘り強さと根性、好奇心が大切だということ。

これ、IT に関することだけじゃない。
イベントとか、プロモーションとか、建設現場とか、製造工場とか、
すべての「しごと」の中にある「しくみ」に言えることです。


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