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納得の仕事 39. 「何か、おかしいなぁ?」を持ち寄る

日ごろ気づく「何か、おかしいなぁ?」を討議してみよう!

 普通職場は、普段の繰り返しの業務が多く、平和であり平凡ではないでしょうか。 日々問題があり、担当者がアタフタしているならば、それは異常であり、誰しもが何とかしたいと思うのが当然の流れになると思います。

 しかし、人間誰しも普段の繰り返しの平凡な状況に対しては、疑問を感じることも少なく、また、何かを解決や改善しなければならないという焦りも生じないと思います。 しかし、その様な感覚が組織のマンネリ化や硬直化を招くのではないでしょうか。

 私自身、SE経験も数年が経過すると中堅と言われ、部下を纏めなければならない立場となって行きました。 グループが出来ると纏め役のリーダーは仕事の状況や進捗を管理することが求められますが、私は大きな問題がないか切り担当スタッフの努力を信じ、感じる問題点の吟味に討議の時間を費やしました。
 SEの業務は、自分が頑張れば上手く運ぶとは言えず、顧客の事情や外注者が多いプロジェクトメンバーの力量、更には技術的な障害など遭遇する都度調整を図る必要がありました。

 その様な状況の中、週1度程度のグループミーティングでは、昨今ではハラスメントと言われても仕方がないことも含め、全員が「何かおかしい!」と感じる内容を持ち寄り検討することにしました。 その様な取り組みは、自分の発言を気にする必要がなくオープンな人間関係を作るのに一役かったと感じています。