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体験造成の課題:英語力問題にどのように対応するべきか

地方で課題になりがちな英語対応

人手不足が顕著な地方において、インバウンド対応に欠かせない「英語力」が体験造成の足かせになっているとよく聞きます。
体験自体は造成できるけど、英語対応できる人がいない、というのは最近訪れるインバウンド強化を目指すどの地域でも間違いなく課題としてあげられます

人材会社の調査によるとビジネスレベル以上の英語力を持つ日本人は人口の5%未満だそうです。
そんな人材環境で完璧な英語力を持つ人材を探すことも至難の業ですが多言語人材自体がインバウンドの盛り上がり以前から企業の海外展開などですでに引くて数多な状況なので採用はかなり大変なことに違いありません

英語対応できないから体験を販売できない

体験は作ったけどいざ、提供するにあたって英語でやれる人がいないから販売できない。
そんな場所は意外に多いのではと感じます。
英語対応できる人材を探してくるしか解決方法はないのでしょうか?

安心材料としてはまず、意外とみんな英語ネイティブではない、ということです。
アメリカ、イギリス、オーストラリアは母国語が英語ですがそれ以外のヨーロッパ諸国や大半のアジアの国々は英語が母国語ではないのでそもそも本人たちも英語が完璧なわけではないのでそこまで高い英語力は必要ありません。
加えて、「英語力ある=ガイド適正がある」ではありません。なので英語力に難があっても円滑なコミュニケーションで高い評価を得るガイドさんはいくらでも存在しています



「選択肢を提供する」という考え方

とはいえ、一定レベルの英語力がないとそもそもコミュニケーションが取れないことが問題。

これを解決する方法の一つは、「お客様に選択肢を提供する」という考え方です。

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