2月聴いた音楽

Sleater-Kinney『Little Rope』

USインディー・ロックバンドの11枚目のアルバム。
ライオット・ガールの代表的な存在。
ベースレスなのがユニーク。
元々は3人組だったが、ドラムが抜け現在はギター2人組編成。
聴いていて、とてもバランスの良いアルバムだと感じた。
ゴリゴリの曲もあれば、グルーヴィーな楽曲や落ち着き目の曲があったりと
飽きを感じずに聴けるアルバムだった。
フェスとかで来日してほしいなと。

J Mascis『What Do We Do Now』

ダイナソーJr.のJ・マスシスの新作。
ソロ作だからなのか、本人がリラックスして作っているような印象を感じるアルバムだなと。
アコースティックなサウンドを基調としており、聴きやすい作品。
ただ、だからといって、音に尖りがないわけではなく、
適度にエレキギターのソロが入っていたりと聴いていて飽きない良作。

Meth Math『Chupetones』

メキシコ・エルモシージョ拠点のデモニックレゲトンプロジェクトだそう。レゲトンを基調に、エレクトロサウンドをミックスしてるような音作り。個人的には、昨今のハイパーポップの文脈や、いわゆる日本のガチャポップなんかに近い印象を受けた。

Bis『Never Mind』

全曲は聴いておらず、元スーパーカーのナカコー氏作の楽曲2曲のみを聴いた。で、その2曲だが。まず、「Olenimorph, Ole」は、ドラムンというかジャングルで来た。スパカのホワイトサーフ、いやSeven Frontを彷彿とさせるような曲。とてもカッコ良い。一方、「春風」は、疾走感のある、まさに春風のようなロックナンバー。FAIRWAYを彷彿とさせるカッコいい曲。ナカコー氏は、ほんとこういう人懐っこいメロディーに疾走感あるロックナンバーを作るの上手だなと。

AAAMYY『救世主』

AAAMYY、久しぶりの新曲。最近流行りのUKガラージ色の強い作品でカッコ良い。やはりこの人は、センスが良し。海外のインディーポップやインディーダンス勢と通ずるものを感じる。

P.O.S『Fire & Water EP』

Above and BeyondのメンバーであるPaavo氏のソロプロジェクトの新作EP。昨年アルバム出した後も、コンスタントに作品を出している印象。P.O.Sは、トランスよりもプログレハウスっぽいサウンドが多いかなと。なので、わりと聞きやすい印象。完全フロア対応というよりは、普通にホームリスニングにも使えそうな作品。

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