マガジンのカバー画像

音楽のこと

24
運営しているクリエイター

#映画

ケヴィン・シールズと私

さる5月21日、マイ・ブラッディ・ヴァレンタインの司令塔ケヴィン・シールズが57歳の誕生日を迎えました。僕は2013年から毎年、彼の誕生日にはお祝いメールを送っていて、返信が来る時もあれば来ない時もあるのですが、今年は珍しく返信がありました。嬉しい内容だったので、今日はケヴィン・シールズのことについて書いていきたいと思います。 といっても、いわゆる音楽的な立ち位置とかそういった話ではなく、「僕から見たケヴィンという人物について」です。とてもパーソナルな話が含まれますので、今

¥300

インタビューをしてもらいました

今年の春からパートナーと超越瞑想を始めたのですが、先日公開された映画『ミーティング・ザ・ビートルズ・イン・インド』の公開に合わせて取材をしていただきました。 というのも、超越瞑想はビートルズのメンバーたちが1968年にインドのリシュケシュで学んだ瞑想方法であり、前述の映画の中でこの超越瞑想が大きく取り上げられているから。 かくいう私もこの超越瞑想を学ぼうと思ったのは、ビートルズの影響がものすごく大きく、映画を見たときに監督のサルツマン氏に深く共感しました。 そんなわけでインタ

映画『バック・ビート』で知るビートルズ前夜。写真家アストリッド・キルヒャーを偲んで

写真家のアストリッド・キルヒャーが、5月12日に亡くなった。 ザ・ビートルズに対して並々ならぬ思いを抱いている人で、アストリッドの名前を知らない人はおそらくいないだろう。ビートルズがデビュー前、ドイツはハンブルグでドサ回りのような過酷なツアーを行なっていた頃、バンドにとって最初の公式カメラマンとして数多くの有名なショットを撮影していたのが、他ならぬ彼女だからだ。 当時リーゼントに革ジャンというファッションでロックンロールを奏でていたビートルズに、マッシュルーム・カットと襟

¥100