マガジンのカバー画像

音楽のこと

22
運営しているクリエイター

#上半期ベスト

ケヴィン・シールズと私

さる5月21日、マイ・ブラッディ・ヴァレンタインの司令塔ケヴィン・シールズが57歳の誕生日を迎えました。僕は2013年から毎年、彼の誕生日にはお祝いメールを送っていて、返信が来る時もあれば来ない時もあるのですが、今年は珍しく返信がありました。嬉しい内容だったので、今日はケヴィン・シールズのことについて書いていきたいと思います。 といっても、いわゆる音楽的な立ち位置とかそういった話ではなく、「僕から見たケヴィンという人物について」です。とてもパーソナルな話が含まれますので、今

¥300

2020年 俺的上半期ベスト・ソング100(その4)

さあ、ようやく今回で最後ですよ。早速いきます。ちなみに扉の写真は愛しのベアバッドゥービー(Beabadoobee)です。 ●「You Make Me Hate It All」Blushh Shab Ferdowsiを中心に結成された、LA出身の4人組によるファースト『R.I.P. Apathy』から。ピクシーズの「Wave of Multiation」に(もちろんいい意味で)クリソツなこの曲についてはこちらの記事で取り上げました。 ●「Post - Dick Circle

¥100

2020年 俺的上半期ベスト・ソング100(その3)

ちょっと間が開いちゃいましたが早速いきます。ちなみに扉の写真はいとしのドラッグ・ストア・ロメオズです。 ●「Runner」Tennis詳しくは、こちらを。 ●「I Talk to The Wind」Dana Gavanski カナダはトロントを拠点に活動するシンガー・ソングライター。今年デビュー・アルバム『Full Time Hobby』を出したばかりで早くも新曲です。浮遊感たっぷりの曲調はサヴァス&サヴァラスとか思い出す。 ●「The Hum」Bedouine シリア

¥100

2020年 俺的上半期ベスト・ソング100(その2)

さて、勢いで始めてしまった「2020年 俺的上半期ベスト・ソング100」の第二回目です。早速まいります。 ● 「Walk Soft」Wye Oak ボルチモア出身の男女デュオ。カーペンターズの「Close to You」を彷彿とさせるメロディ、浮遊感たっぷりのコード進行。 ● 「Held Down」Laura Marling ローラ・マーリングは『2020年 俺的上半期ベスト・アルバム(その2)』で取り上げています。 ● 「4 American Dollars」U.S.

¥100

2020年 俺的上半期ベスト・ソング100(その1)

先日、酔っぱらった勢いで上半期ベスト・ソング100を選んでいたら楽しくなってしまったので、その勢いに任せて記事化してみることにしました。 思っていた以上に大変な作業だったのですが、もう後には引き返せないので25曲づつ、全4回にわたって動画をつけて紹介していきます。各曲のコメントについては簡単な印象程度ですがお許しください。いずれにしても、全曲最高です。 ● 「It Might Be Time」Tame Impala インパラちゃんは『2020年 俺的上半期ベスト・アルバム

¥100

2020年 俺的上半期ベスト・アルバム(その2)

前回に引き続き、2020年上半期ベストの残り10枚を紹介していきます。今回も「まずはこの曲!」と思う動画も貼っておきますので、気になったらアルバム単位で聴いてみてください。 ● 「All in One」 Jauntカナダはトロントを拠点に活動する、男女混合6人組によるデビュー作。最初に「Nostalgia For The Present Moment」を聴いて、男女混声ボーカルの絡みがとにかく心地よく、シネマティックな曲構成なども含めてどこかプリファブ・スプラウトを彷彿と

¥100