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世田谷線に乗ってみたくて...(vol.1 豪徳寺の商店街で緑色のケーキを食べた話)

城南地区に長く住んでいましたが、東急世田谷線って乗ったことがないんですよね。三軒茶屋もよく行ってたし、今は井の頭線沿線に住んでるので、下高井戸もそう遠くない。でも乗ったことがない。乗ってみたい!てなわけで本日は世田谷線に初体験してみることにしました。

まずは井の頭線で東松原駅で下車。今日は、東松原から豪徳寺に向かい、世田谷城址公園、世田谷郷土博物館を見学し、上町から世田谷線に乗ってみる、という予定。

東松原駅からすぐのところにある羽根木公園。2年前くらいにポケモンGOで何度か訪問した公園です。羽根木公園を突っ切る感じで真っ直ぐ進むと梅ヶ丘駅に出ちゃうので、羽根木公園をなめるように西の方角に舵をきります。

ぐにゃぐにゃした道を進むと「徳明地蔵尊」があります。道の真ん中に鎮座するお地蔵さんに挨拶しながら先に進みます。

本線のような道を進んでいくと、やがて菅原天神通りにぶつかる。南下していくと北沢川緑道が横切る。暗渠。緑道に平行するような形で豪徳寺の商店街が並ぶ。道は狭いが、人は多い。暗渠っぽい道もあったり、クネクネした道もあったり、結構自由な区画。

昔はどこの商店街にもあった街のおもちゃ屋さん。この豪徳寺にはしっかり営業中。思わず店内に突入したところ、先客が。わりと新しいプラモデルなどが陳列。掘り出し物の古いプラモデルなどは無さそう。ボードゲーム的なのはそれなりにあったので『モヤさま』だったら何か絶対買ってるな。

そして到着した豪徳寺駅。なんか巨大な招き猫が置いてあって、ご老人の観光客が写真撮ってた。奥さんに聞いたら「豪徳寺は招き猫の発祥の地なんだよ」と教えてくれた。諸説ある「招き猫発祥の地」の一つが豪徳寺らしい。

(おじさんっぽい豪徳寺の招き猫)

(商店街にも招き猫があちこちに鎮座)

豪徳寺駅で小田急の線路と世田谷線の線路が交差し、豪徳寺駅に隣接する形で世田谷線の山下駅があります。小田急の線路を越えて世田谷線の線路沿いに進むと豪徳寺(お寺)があるはず。でも豪徳寺に行く前に何かご飯食べたいなぁと飲食店をちらちら探していたら、一軒のケーキ屋さんの前で奥さんの足が止まった。

FIKAFABRIKEN(フィーカファブリーケン)というスウェーデンスイーツのお店。かわいい外観にケーキが並ぶショーケース。ショーケースの中には緑色のケーキが並んでいます。「え?緑?抹茶?」正体不明の緑色のケーキは「プリンセスケーキ」という名前だった。名前から味、緑色の謎が全くわからない。わからないけど気になるので食べてみよう!ってことで食べてみることに。

(店内ではきれいねお姉さんが緑色の何かをこねていました)

(ドライフラワーのオブジェがかわいい)

テーブルで店内を見回しながらオーダーを待っていると、ついに緑色のケーキが運ばれてきました。

フォークを緑色の何かの上に刺してみる。意外と柔らかい。そして緑色の層の下のホイップクリームがジューシー。ホイップよりかゆるい。その下にはスポンジケーキとジャムの層。思ったよりも軽い味わい。謎の緑色の物体はマジパンでした。あっという間に完食。軽くて美味しかった。

プリンセスケーキ(英語: princess cake)、プリンセストルタ(スウェーデン語: prinsesstårta)は、ふわふわしたスポンジケーキとカスタードクリームの層を交互に重ね、厚いドーム状のホイップクリームをのせ、薄く伸ばしたマルチパンを全体にかぶせてなめらかな丸い形に仕上げた伝統的なスウェーデンのケーキである。
プリンセスケーキ - Wikipedia

もっと「映える」と思ったんだけど、写真の腕がイマイチで…。写真の上手い人、ぜひきれいに撮ってきて欲しい。

微妙にお腹を満たしてしまったので、お昼ご飯の前に豪徳寺に参詣することに。FIKAFABRIKENを出て再び世田谷線の線路沿いを歩きます。

「のどかだなー」と世田谷線線路を撮っていたら、踏切が鳴り始めた。踏切付近で電車を撮ろうとスタンバイ。近づいてくる電車、シャッターを押す!...うーん、もうちょっと近づいたタイミングで撮れてたらよかったなぁ。まぁこんなもんか。

(緑色の他にオレンジや赤っぽいものなど、いろんな色がある世田谷線)

(つづく)

【次回予告】世田谷線に乗ってみたくて...(vol.2 豪徳寺参詣と上町でベトナム料理を食べ、人生初の世田谷線に乗った話)

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