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【感想】夏はひぐらし その4

祭囃し編の前半 & おれの思い出話。

祭囃し編

圭一転校まで

昭和58年からさらに20年ほど前。
田無美代子が高野三四(後の鷹野三四)になる話。

命を救ってくれた高野一二三の研究を世に知らしめるため、高野一二三を神にするため、鷹野が奮闘する。


ここから語られるはひぐらしシリーズの真相。

大石、入江、お魎などなど物語を支える重要人物たちの知られざる過去とそれぞれの思い。

そして、雛見沢連続怪死事件の真相。毎年1人が死んで1人が行方不明になる。行方不明になった人はどこへ。

まあ全部鷹野が仕組んだことなんだけどね。


鷹野が神殺しを誓い、古手神社に10円を返しに来て羽入と対峙するシーン。まーーーーーーーーじでかっこよかったよね。

羽入も皆殺し編とは打って変わって、運命に抗う決意を持った力強い口調で。ほんとうにこれからが楽しみ。

(じつは漫画で読んだはずなのに祭囃し編の展開をよく覚えていない)

余談

思い出話

しょーじき祭囃し編マジで見るのためらってた。
その理由を少しばかり説明。


おれがひぐらしを初めて知ったのは高校1年。

寮が厳しいことで有名な某高校に入学・入寮したおれは、隣のベッドの友人からとある漫画を借りる。

それこそ他でもない、『ひぐらしのなく頃に祭囃し編1巻』。


グロに一切耐性がなく、更にひぐらしを萌漫画だと勘違いしていたおれはその圧倒的ギャップに文字通り吐く思いをしながら読んでいた。

いや、そもそも読み切れなかった。
序盤の孤児院の拷問シーンがほんとに無理で、しかも寮生活がそれと重なって「何か少しでも問題起したらこんな拷問されるんじゃないか」とビクビクしていた。


この前、目明し編が一番トラウマと書いたな。
たしかに目明し編は流血表現が最も痛々しくて苦手なんだが、祭囃し編は流血表現もさながらこういう過去のトラウマを思い出すという理由でも見る勇気がなかなか出なかった。

さいわい(?)、ひぐらし解では直接的な暴力や流血の描写は大幅にカットされていて豆腐メンタルのおれでもなんとか見れている。

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