3字漢字の種別は関西に多い?
種別は、4字か2字の漢字が多い。
3字は結構、例外といえそれは、関西に多い。
これも関西の文化といえるかもしれない。
そんな3字漢字種別に私は、萌えるのでした
■JRの種別は2字漢字が多い
JRの基本の種別は、「特急」「快速」
「普通」である。
特急が料金(運賃とは別に)必要である。
例外的に、4字漢字種別は
「区間快速」である。
四国と東日本を除く全域でみられる。
■私鉄の種別は2字漢字もあるが4字漢字も一般的だ
JRの基本の種別の他に「準急」「急行」が
一般的である。
私鉄での4字漢字の例としては「快速急行」
「通勤○○」「区間○○」である。
■少数派の3字漢字の種別
「新快速」(JR)と「特快速」と
「準特急」である。
いずれも、関西でしか見られない。
■「新快速」とは?
「新快速」は関西と名古屋圏の
東海道・山陽本線界隈しかみられない。
これは、商標登録されているかの
如く私鉄でも見られない。
「新快速」は、大阪都市圏と
名古屋都市圏では意味合いが異なる。
前者は、一番速い種別である。
後者は、一番速い種別には
「特別快速」がある。
「特別快速」と「快速」の
中間の種別である。
■「特快速」とは?
神戸電鉄の三田線で平日朝の
神戸方面行きのみの設定である。
三田のニュータウンと神戸を結ぶ需要で、
特に高速バスとの競合の中で生まれた。
以前は、「特急」と「快速」という
種別があり、その中間の種別だった。
ただ、「特急」も「快速」も廃止され
現在に至る。
■「準特急」とは?
以前は、京王電鉄にもあったが
今はなくなっている。
京王では以前、明大前―調布を
ノンストップの「特急」がメインだった。
そこに、途中停車駅を増やした
準特急が登場。
次第に、準特急の割合が増えていった。
そして、2022年に準特急と特急が
一緒になり、「特急」となった。
「準特急」の空白期間は短かった。
同じ年の阪急で採用される。
現在は、阪急電鉄の京都線・神戸線の
種別になっている。
阪急電鉄では、「快速急行」を廃止し
その代替として使っている。
この理由は、座席指定サービスを
「特急」系列で揃えようとしたためである。
■「準快速」とは
JR九州にあった種別で、北九州市と福岡市を
結ぶ鹿児島本線を走る種別である。
この特に、利用の少ない区間は普通列車を
兼ねる区間を設定している。
つまり、一部まんなかの区間を各駅に
停車するが、両端は通過運転する快速になる。
ただ、「区間快速」に吸収された。
■「超快速」とは
この種別は、北越急行で設定されていた。
北陸新幹線の金沢延伸前の同線は首都圏と
北陸を結ぶ大動脈であった。
高速で在来線特急「はくたか」が
設定されていて上越新幹線と越後湯沢で
接続していた。
しかし、在来線特急「はくたか」が
新幹線開通に伴って廃止された。
この時、北越急行の沿線の十日町は
「はくたか」が一部停車していた。
その恩恵で首都圏と十日町の往来は
便利だった。
その代替として北越急行の一般車両を使い
「超快速」が設定されていた。
しかし、利用が少なく廃止されてしまった。
■「新特急」とは
JR東日本の宇都宮線や高崎線の短距離特急に
使われていた。
使用車両は、185系という車両であった。
また、料金も通常の特急料金より
リーズナブルだった。
これも、「スワローあかぎ」となったり
いち早く全席指定の通勤特急に衣替えしたり
と変化の大きな特急だった。
■まとめ
・なぜか、3字漢字種別は少ない。
・また、「新快速」を除き短い
期間しか使われなかったものも多い
■感想
進化という点でみると、
JRでは「快速」という種別から
派生した種別が多い。
民鉄系では、「快速」を除く名称から
「通勤・区間・直通」とつけて
4字漢字種別が多いと感じた。
私自身、なぜか3字漢字の種別に萌える。
珍しいということもあり、
特にプレミアム感がある気がしてくる。
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