「表現未満、」

【Diversity on the arts project_2019】
ダイバーシティ実践論6
「ダイバーシティと「表現未満、」～社会・福祉・家族～」
 久保田翠さん（認定ＮＰＯ法人クリエイティブサポートレッツ理事長/ 障害福祉サービス事業所アルス・ノヴァ施設長）
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久保田さんの話をお聴きするのは三回目。
今回、たけしくんは来なかった。
今、彼は金髪だそうだ。
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久保田さんは今回、どこか落ち着いていた。
2017年度の芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞したことが
一つの表れであるように、
いろいろな活動が認知され、評価され始めたからなのかもしれなかった。
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ただ、今回も久保田さんは、
障がい者が創り出さざるを得ないものを、
アートあるいは作品と呼ぶべきなのかということには
いくつかの具体的な例を示して強い疑念を呈していた。
それが今回のタイトル「表現未満、」にも表れている。
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今回一番印象的だったのは、
関係性が変わらないので、
「家族だから駄目なことがある」という話。
これは、障害の有無に関係ないなと思った。

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