ありがとうフェルナンデス
フェルナンデス自己破産のしらせを聞いて、走馬灯のように蘇る思い出。
高1の時初めて組んだバンドではベーシストだった。
マイ・ファーストベースはフェルナンデスBO-50。 スルーネックのプレベアッセンブリー。B.C.Richとかアレンビックが流行ってて、国産メーカーもこぞってスルーネックのギターを作ってた。渡辺香津美さんがYMOのツアーで使ってたアリアプロとか、ゴダイゴのグレコGOシリーズとか。僕も(サスティンがいいとか、そんな雑誌で読みかじった知識だけをもとに)スルーネックにあこがれて、スルーネックの中では一番手頃なこのベースを買った。ピックアップは自分でディマジオに付け替えた。教則本を買って、グラハムセントラルステーションの「POW」を死ぬほど練習した。授業中でも右の太ももを親指で叩くトレーニングしたり。
その後大学時代には自分でフレットレスに改造して、宅録に使ってた。 フレットの溝はアロンアルファとプラ板で埋めた(*強度的にはオススメできない!)。そしてこのベースを弾いたデモをオーディションに送って予選を通過し、そのご縁でプロデビューできた。今は実家においてある。今度弾いてみよう。
その時送ったデモはこれ↓(左下「▶」印で聴けます)
デビューしてからはZO-3を愛用してた。アンプ内蔵ギターの大ヒット作。改造魔なので、センドリターン端子付けてエフェクター繋いだりしてた。いつも部屋の手の届くところに置いてあって、練習とか作曲に使った。
この雑誌の取材の時、清志郎さんとセッションして遊んだのを思い出す。
ありがとう、フェルナンデス。
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