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光る君へのかなふみ(第19話)

運命の濁流襲う抗えず
放たれた矢が切り裂く未来

あぁ…ついに長徳の変が始まってしまった…と膝に顔を埋めた視聴後でした…
(ベッドで体操座りしながら見てた📱)

はぁ…
なんだか喉に異物が詰まったみたいな気持ちになってしまってます。
いつも見終わったら、あれも言いたい、このことも話したい!…という感じになるんだけど…
今回は、なんだかそういう気持ちになれないでいます。

伊周さま、定子さまに「御子を」って脅迫みたいに言うの、もう本当にやめてほしい。

定子さまは本当に聡明なだけでなく、豊かな感性をお持ちの方で、和歌の表面的な意味だけではなく、その奥にあるもう1つの意味を汲み取って彩りを添え、そのエッセンスで新しい和歌を趣向を凝らして詠み、送るということができるお方なんです。
たとえ、お子さんが授からなかったとしても素晴らしい女性であることに変わりはないし、一条天皇の寵愛だって得られるはずです。
一条天皇は定子さまらしさを愛でておいでじゃないですか。

…と…思ってしまう…よ。

伊周さま…の今後の姿を見るのが怖くなってくるな…
逃げ出したり…追い込まれたり…今回のドラマの伊周さまだと、すごく無様な感じに描かれそうで…それも悲しい。

冲方丁さんの「はなとゆめ」ちょっと再読しようかな…
私の中の伊周さまを取り戻したくなってます。

私を平安時代へと誘ってくれた最初の小説が冲方丁さんの「はなとゆめ」なので、どうしても定子さま側の視点に気持ちがいってしまいます。

このドラマはまひろちゃんと道長さんが主役だもんね…伊周さまはじめ中関白家が悪役っぽくなってしまうのはしょうがないのかな…(しょぼくれ)

…偏った感想になってしまいました…

それはそうと、まひろちゃんが定子さまと一条天皇に会えたのって、ききょうさまの紹介だったんですね。
これって…創作ですよね?
清少納言と紫式部って史実ではあんまり仲良くなかったんですもんね…?
こうして後々、彰子さまにお仕えするという伏線を敷いてるのかな…?
定子さま、まひろちゃんと一条天皇のやりとりに、ちょっと複雑そうな表情をしてましたもんね…胸が痛い…今後の展開…への布石…なの?

みなさんがどんなふうに今回のドラマをご覧になったのか、また記事やコメントでお話を聞けるのを心待ちにしてます。
私は、どうしても、好きな人たちを庇いたい気持ちが強くなってしまって、狭い視点でしか物語を見られないことがあります。

こうして、1つの作品をいろんな人と一緒にいろんな角度、側面、考え方であれこれ言いながら楽しめる機会が持てて本当に良かったな〜と思ってます。
その機会が平安時代を舞台にした物語「光る君へ」であったことも、とてもうれしいです。

いつもありがとうございます…!!!

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