びっくりがん告知

健診で、乳腺エコー:C6「乳管内病変」 で引っかかったのは昨年のこと。


そして、つい先日のことである、主治医(女性)は、いつもの通り検査結果をさらりと口にする。

「乳がんでした」


言われてびっくり。

白黒つけるために行ったとはいえ、白だと思ってたよ。

自覚症状がほぼないし、腫瘍の大部分はすでに切除してしまったため、その実感はまるでないわけだ。


私が乳がん? まじか……

こんなにあっけなく告知されるんだな、と。

一概に言えないけれど、ドラマとか映画って誇張してるんだなと思った。笑


酒? メロンパン? フライドポテト? 納豆効果は? 受動喫煙のせい? 不眠?

原因と考えられそうなことが脳内をぐるぐる回る。


一呼吸おいて、昔、ゲーム内で知り合ったフレンドさん(バリキャリ系主婦。当時トリプルネガティブの乳がん患者さんでした)に、「お仕事大変だと思うけど、身体のメンテだけは絶対してね」と、本気トーンで言われた言葉が反芻した。

その言葉を忘れずに、自己触診は積極的にやっていたし、30代が近づいたときに、痛いけど自費で2年に1回マンモグラフィーも行っていた。

医療関係の仕事に従事していたこともあり、絶対かかりたくない病気の一つだった。

なんで? いや、まだ30代……(※年齢あんまり関係ない)

針生検で、ほぼ良性 あっても非浸潤って言ってたじゃん

と、一瞬なにかに愚痴りたい気持ちになったのだが、思い直した。


白黒はっきりさせたのは、よかったこと。

そして、全部自分の意思で選択したこと。

これは、結果に過ぎないこと。


すぐに病変が出来上がる病気ではないわけだから、ずっと体内でひそかに巣食っていたわけで……

今回、ちゃんと検査しなかったらもっと進行していた可能性が高い。

そんなことを考えていたら、急に血の気が引いて「よかった」という言葉しか出なかった。


個人的感想ですが、自己触診していてもよくわからない。

そもそも乳腺自体がモリっとしている感覚が強く、摘出前にもぐるぐる自己触診したが、私(素人)にはわからんて。


▼一応リンクぺた。

厚労省howto

ワコールhowto ※個人的にはこっちのほうがわかりやすい


調べると、「がんのしこりは、痛くない」とか言われるのだとか。

普通に押せば痛かったですよ……


あのフレンドさんの言葉はずっと忘れていなくて

毎年、きちんと健診受けていてよかった。

あと、若いうちに保険に入っていて本当によかった。

給料アップのために転職したかったので、今は、仕事だけが問題だ。


***

30代前半、未婚、出産歴なし。家族に乳がん既往もなし。

遺伝性の確認(HBOC検査)は、摘出後の病理で行っているのか謎なので、次回主治医に確認したい。


【確定までの経緯】

2021年6月 健康診断 ⇒乳腺エコーC6 乳管内病変(10×7×5mm)

2021年9月 専門医受診 ⇒マンモグラフィ検査実施 ⇒悪性の所見なし

2021年11月 乳腺エコー検査再診 ⇒6ヶ月の経過観察 or 針生検の2択

2021年12月 針生検実施 ⇒ほぼ良性だが一部に非浸潤がんを否定できず、経過観察 or 腫瘍摘出術の2択

2022年1月 腫瘍摘出術実施 ⇒浸潤性の乳がん確定

現在:治療方針の相談中🦀 ※抗がん剤の投与予定はなし


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